5月21日、2年連続沢村賞を受賞したエース・菅野智之(29)が、腰の違和感のため登録抹消に。
交流戦前に再登録される見込みだが、今年の菅野は本調子には程遠い。5月15日の阪神戦では4本のアーチをかけられ、防御率も4点台中盤と“らしくない”投球が続いている。ホームラン病はリーグワーストと深刻で、そこに“ブンブン丸”揃いのパとの対戦はあまりに間が悪い。
巨人で投手コーチの経験もある野球評論家の関本四十四氏が話す。
「さらなる問題はブルペン陣です。6回以降を任せられるリリーフが3~4枚欲しいが、現状だと中川(皓太、25)や澤村(拓一、31)に頼るしかないという何とも心許ない状況です。交流戦では先発が持ちこたえても終盤に大炎上という展開も考えられる」
※週刊ポスト2019年6月7日号