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LINEで告白する10代 流行の「嘘告」被害で人間不信も

 全体に、Instagram映えする男子が人気となっているようだ。つまり、イケメンで、デートなどでインスタ映えする写真の撮影に協力してくれる男子が人気というわけだ。

 浮気防止、周囲への幸せ自慢にもなるので、付き合っていることやデートなどはをSNSに投稿してくれる彼氏が歓迎される。同じTwitterアカウントをでカップルで運用する「カップル垢」を作ることが憧れという子もいた。やはり付き合っていることを隠さない、ツーショットを公開してくれる男子が人気となっている。

◆大学生はSNSで恋愛ができない

 大学生になるとSNSで人間関係が筒抜けになるので、「同じ大学では恋愛しづらい」という話を聞く。「元彼、その前の彼とかも周囲にわかってるし、Twitterをさかのぼられて色々特定されたこともある。別れたら人間関係に影響するから、できれば避けたい」。そこで、大学用の「大学垢」を作ったり、複数アカウントを使い分けることが普通になってくる。

 これが、出会いを求める人たちを結びつけるマッチングアプリの流行にもつながっているようだ。「付き合っても別れても人間関係に影響しないから楽」という。Facebook認証などが必要なため、業者やサクラの登録が多いと言われる出会い系アプリよりも安全と考えられており、使っている子は少なくないようだ。

 10代の恋愛において、SNSが現実の生活と変わらない大きな意味を持っていることがわかっていただけたのではないか。SNSコミュニケーションが恋愛に影響したり、SNSで自慢できることが目的となったり、SNSで出会うこともある。ネットで出会った人なんて、と警戒するのではなく、新しい人間関係が生まれる場として見てみるのも面白いかもしれない。

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