大きなカバンを背負った眞子さま
「ご準備として、アメリカで暮らすことはまずもって第一の選択肢です。結婚されて、皇籍を離脱されても、元内親王であることは変わりません。頻繁に皇室の行事に出席されることになりますが、そのたびに、小室さんとのご結婚を巡るトラブルが思い起こされるなら、将来の悠仁さまへの影響も懸念されます。今後、小室さんがアメリカで暮らし続けるしかないのと同じように、眞子さまも海外で暮らされた方が、ご自身が望まれる自由な生活を送れるはずです」(前出・皇室ジャーナリスト)
過去には、元女性皇族が海外で暮らした例は複数ある。
明治初期に設立された梨本宮家の長女である方子(まさこ)さんは、1920年に朝鮮王朝最後の皇太子・李垠(りぎん)殿下のもとへ嫁ぎ、「日鮮の懸け橋」と称された。戦後は病に倒れた夫と共に韓国で暮らし、障害児教育などに力を注ぎ、1989年に亡くなった。韓国では今も「オモニ(お母さん)」と呼ばれ、慕われている存在だ。
上皇陛下の妹、島津貴子さんは1960年、旧薩摩藩藩主の一族で銀行員だった島津久永さんと結婚した。夫の転勤に伴い、1964年にはアメリカ・ワシントンへ、1975年にはオーストラリア・シドニーへと海外移住された経験がある。
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