最後の条件は「すでに5分の1の刑期を務めており、情状酌量の余地がある者」となっている。
しかし、殺人や汚職、強姦、誘拐、放火や銃器を使用した犯罪による服役者に加え、国家安全を脅かす犯罪やテロ犯罪、麻薬などの薬物犯罪などで重大な犯罪に関わった服役囚は恩赦の対象外となっている。
このようなことから、香港紙『リンゴ日報』など一部香港メディアは「抗日戦争終了後、すでに74年も経っており、恩赦の対象者がいるとは思えない。このほか、模範労働者や勲章を授与された元兵士が服役しているとは考えられず、今回の建国70周年記念の恩赦はまったく現実を無視している」などと批判的に伝えている。