国民の間では愛子さまへの期待も高まっているが…(撮影/JMPA)
「石井氏は“ただの経産官僚”ではありません。経産省から、安倍官邸の直轄の『内閣府』に出向した経験を持ち、アベノミクスに関して国会答弁に立ったこともあります。安倍首相の近くで重要な政策を企画立案する政策統括官も務めた“安倍首相の側近”でもありました」(全国紙記者)
さらに石井氏以外にも、昨年12月、経産省から現役官僚が宮内庁に出向し、秋篠宮家を支える「皇嗣職」についているという。
「安倍官邸としては、皇位の安定継承や女性天皇容認など、皇室に関連する重大な議論を控えて、発言力の大きい、現皇室のキーマンである秋篠宮さまと紀子さまとのパイプを太くして、“共同歩調を取りたい”という思惑が透けて見えます。
たしかに皇室の在り方は憲法上、国民や政治家が話し合って決めることであり、皇族方が口を挟めるものではありません。しかし、上皇陛下が生前退位の希望を表明され、そのまま実現したことから、“皇室についてのルールを定める上で、皇族方のお気持ちにも一定の配慮が必要”という雰囲気があることもたしかです。官邸にとって、皇位継承権を持つ男系男子をお二方も擁する秋篠宮家は、手を携えたい相手であるに違いありません」(前出・宮内庁関係者)
◆「自分のことよりも早く悠仁に継がせたい」