国内

小泉進次郎氏と滝川クリステルの結婚をめぐる逆風と失意

小泉家には“授かり婚”に忸怩たる思いが

 自民党の小泉進次郎衆議院議員(38才)とフリーアナウンサーの滝川クリステル(41才)との結婚発表から1か月あまり。9月11日に発表された改造内閣では環境大臣で初入閣するなど、いよいよ現実味を帯びてきた「将来の総理候補」の慶事だけに祝福ムード一色になるかと思いきや、サプライズ発表への驚きがひと段落した後に待っていたのは、大いなる逆風だった。

 最初に噴出したのは、進次郎氏の「女性遍歴」だ。

「電撃結婚発表後、進次郎さんの交際歴がメディアで立て続けに報じられました。それらによれば進次郎さんは過去に女性起業家と不倫の経験があり、また同時期に何人かの女子アナとおつきあいをしたこともあったようです。滝川さんと交際中にも別の女性の影が見え隠れしたと報じたメディアもありました。

 もちろん独身男性の恋愛は本人の自由ですが、鉄壁のガードを誇る進次郎さんの恋愛は過去にほとんど報じられておらず、多くの女性に衝撃を与えました。過去が注目されるのも、相手が滝川さんだったというところも大きいでしょうね」(芸能記者)

 進次郎氏の職場である永田町からは憤りが伝わる。

「8月7日に首相官邸に結婚の報告に行った際、進次郎さんは菅義偉官房長官との面会が目的でしたが、その際に菅さんから『総理にも挨拶すれば』と言われて結果的に面談したと聞いています。“ついで扱い”された安倍さんの心証はかなり悪くなったでしょう。

 そもそも進次郎さんは過去2回の自民党総裁選で安倍さんの対抗馬の石破茂さんを支持しており、安倍さんとはかなり距離があります」(政治ジャーナリストの鈴木哲夫さん)

 そんななかでの、安倍首相は内閣改造を行った。目玉は「進次郎の初入閣」。「結婚報告の時の行き違いや、大臣になっても仕事を休む『育休』の可能性言及もあったが、安倍首相は窮地の進次郎さんに手を差し伸べ、恩を売る意図があったのだろう」(政治ジャーナリスト)ということのようだ。

 進次郎氏が誰よりも信頼する身内からも戸惑いの声が上がったという。

「(小泉)純一郎氏(77才)の姉で、“小泉家のゴッドマザー”といわれる信子さんに進次郎さんは頭が上がらない。その信子さんが、授かり婚に忸怩たる思いを持っているそうです。信子さんの怒りを聞きつけた菅長官が世の祝福ムードを高めるため、進次郎さんと滝川さんを官邸に呼んで前代未聞の結婚報告をさせたという情報もあります」(政治部記者)

 こうした逆風は進次郎氏だけでなく、滝川にも及ぶ。

関連記事

トピックス

〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン
逮捕された谷本容疑者と、事件直前の無断欠勤の証拠メッセージ(左・共同通信)
「(首絞め前科の)言いワケも『そんなことしてない』って…」“神戸市つきまとい刺殺”谷本将志容疑者の“ナゾの虚言グセ”《11年間勤めた会社の社長が証言》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“タダで行為できます”の海外インフルエンサー女性(26)が男性と「複数で絡み合って」…テレビ番組で過激シーン放送で物議《英・公共放送が制作》
NEWSポストセブン
ロス近郊アルカディアの豪
【FBIも捜査】乳幼児10人以上がみんな丸刈りにされ、スクワットを強制…子供22人が発見された「ロサンゼルスの豪邸」の“異様な実態”、代理出産利用し人身売買の疑いも
NEWSポストセブン
谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト