政治家の妻になっても“私らしく”を選択

 2001年、純一郎氏が首相に就任すると、空前の小泉フィーバーが訪れた。佳代子さんのもとにも取材が殺到したが、彼女はそのすべてを断った。

「離婚後、佳代子さんは孝太郎さんや進次郎さんと一切会わず、小泉家との確執が報じられました。でも彼女としては、政治家一族である小泉家を慮り、“会って迷惑はかけられない”とわが子に会いたい気持ちを抑えて身を引いたんです。佳代子さんは離婚してから、小泉家を悪く言ったことが1度もありません。“あちらはあちらの事情があるでしょう”と言える強い女性ですから」(前出・佳代子さんの知人)

 2008年に純一郎氏が政界引退を表明。3人の息子たちも全員社会人として落ち着き、兄弟は連絡を取るようになった。2013年、佳長さんの結婚が決まると、佳代子さんは元夫、そして2人の息子と約30年ぶりに再会を果たす。

「その後、孝太郎さんは何かあると佳代子さんに連絡することもあったようで、長年の溝が埋まっていったのですが、進次郎さんは頑なに“他人”として振る舞おうとしていた。進次郎さんにとってはそれほど“ママ”の存在が大きいし、逆に、佳代子さんへの思いも大きかったんでしょう」(前出・小泉家関係者)

 進次郎は政治家としての階段を一歩一歩上りながらも母について語ることはなく、今回の結婚についても、佳代子さんには報告していない。7月末に行われた両家の顔合わせも、8月末に行われた結婚式にも佳代子さんは姿を見せなかった。

※女性セブン2019年9月26日・10月3日号

関連記事

トピックス

交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
世界選手権東京大会を観戦される佳子さまと悠仁さま(2025年9月16日、写真/時事通信フォト)
《世界陸上観戦でもご着用》佳子さま、お気に入りの水玉ワンピースの着回し術 青ジャケットとの合わせも定番
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
身長145cmと小柄ながら圧倒的な存在感を放つ岸みゆ
【身長145cmのグラビアスター】#ババババンビ・岸みゆ「白黒プレゼントページでデビュー」から「ファースト写真集重版」までの成功物語
NEWSポストセブン
『徹子の部屋』に月そ出演した藤井風(右・Xより)
《急接近》黒柳徹子が歌手・藤井風を招待した“行きつけ高級イタリアン”「40年交際したフランス人ピアニストとの共通点」
NEWSポストセブン
和紙で作られたイヤリングをお召しに(2025年9月14日、撮影/JMPA)
《スカートは9万9000円》佳子さま、セットアップをバラした見事な“着回しコーデ” 2日連続で2000円台の地元産イヤリングもお召しに 
NEWSポストセブン
高校時代の青木被告(集合写真)
《長野立てこもり4人殺害事件初公判》「部屋に盗聴器が仕掛けられ、いつでも悪口が聞こえてくる……」被告が語っていた事件前の“妄想”と父親の“悔恨”
NEWSポストセブン
世界的アスリートを狙った強盗事件が相次いでいる(時事通信フォト)
《イチロー氏も自宅侵入被害、弓子夫人が危機一髪》妻の真美子さんを強盗から守りたい…「自宅で撮った写真」に見える大谷翔平の“徹底的な”SNS危機管理と自宅警備体制
NEWSポストセブン
鳥取県を訪問された佳子さま(2025年9月13日、撮影/JMPA)
佳子さま、鳥取県ご訪問でピンクコーデをご披露 2000円の「七宝焼イヤリング」からうかがえる“お気持ち”
NEWSポストセブン
長崎県へ訪問された天皇ご一家(2025年9月12日、撮影/JMPA)
《長崎ご訪問》雅子さまと愛子さまの“母娘リンクコーデ” パイピングジャケットやペールブルーのセットアップに共通点もおふたりが見せた着こなしの“違い”
NEWSポストセブン
ウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(23)がナイフで切りつけられて亡くなった(Instagramより)
《監視カメラが捉えた残忍な犯行》「刺された後、手で顔を覆い倒れた」戦火から逃れたウクライナ女性(23)米・無差別刺殺事件、トランプ大統領は「死刑以外の選択肢はない」
NEWSポストセブン
国民に笑いを届け続けた稀代のコント師・志村けんさん(共同通信)
《恋人との密会や空き巣被害も》「売物件」となった志村けんさんの3億円豪邸…高級時計や指輪、トロフィーは無造作に置かれていたのに「金庫にあった大切なモノ」
NEWSポストセブン