結婚について”ゼロ回答”だった紀子さま(撮影/JMPA)
ところが、紀子さまの文書は眞子さまの結婚について実質的に“ゼロ回答”。現状も、今後の見通しも、まったく伝えられることはなかった。
この結婚が実現したら、一時金として1億5000万円を超える税金が眞子さまに支払われるので、完全なプライベートとはいえない。それだけに、紀子さまの“沈黙”は重い。
「秋篠宮ご夫妻の間では、“まだ一歩も進んでいない”という認識なのではないでしょうか。慶事に対して、かなり厳しい態度だといえるでしょう。そうなると、手を尽くしているはずの小室さんにとっては八方塞がりです」(前出・皇室ジャーナリスト)
しかも最近、皇室関係者の間ではこんな疑問が話題に上っている。
「小室さんのことをメディアでは“婚約内定者”と呼んでいるが、いかがなものか。小室さんの結婚の『裁可』は一昨年9月、上皇陛下が天皇在位の時に与えられたものです。それからすでに2年が経ち、御代がわりも終えました。今の天皇陛下からは、小室さんは裁可を与えられてはいません。
結婚の際には、今上陛下にご挨拶申し上げ、裁可を得るのが妥当でしょう。まだ陛下がお会いになっていないのだから、小室さんは“婚約内定者”ではないはず。陛下の裁可なく、そうした呼称を使うのは、不敬にも当たるのではないか」(皇室関係者)
たしかに、このまま結婚されない状態が続くなら、いつまで小室さんは「婚約内定者」のままなのだろうか。宮内庁に尋ねたが、締切までに回答は得られなかった。
このままでは、来年の紀子さまの誕生日にも、眞子さまの結婚についての質問が飛びそうだ。
※女性セブン2019年9月26日・10月3日号