水谷との“トラブル”について答えたエミさん

「彼は知人男性と4人で飲みに来ていました。席に着くなり新聞を読み始めた彼には驚きました。“こういう店、あまり来ないから緊張しちゃって”って。穏やかで優しい人という印象でした。私はスポーツに疎くて、彼を知らなかったんですが、一緒に来た男性が“有名人だからLINE交換しなよ”と教えてくれて、そこから毎日連絡を取り合うようになりました。私のことを気に入ってくれて、“好きだ”とか“かわいい”って何度も言ってくれたんです。“連絡くれないと拗ねるよ”って言ったり、かわいいところがあって、電話すると必ず1時間は話していました」

 会話の大半は卓球に関するものだった。水谷はエミさんにすっかり心を許していた。

「五輪後は“引退して株投資をやる”と言っていました。張本選手たちについては“生意気なんだ”と愚痴りながらも、“おれがいなくなれば彼らも責任感が生まれてもっと強くなる。後輩の邪魔をするのは嫌。潔く引退しないと”とも言っていました」(エミさん)

 エミさんも水谷の穏やかな性格に好感を持っていた。出会いから1か月後の6月下旬の深夜、水谷に呼び出されたという。

「“練習場がある川崎(神奈川)にいるから、おいで”と呼ばれたんです。居酒屋で食事をした後、朝5時半頃までカラオケボックスにいました。彼は、EXILEや米津玄師、清水翔太の曲を歌っていました。そのうち甘えてきて、“仮眠したい”と頼まれて膝枕をしたり、後ろからハグされ、そしてキスまでされてしまって…」(エミさん)

◆水谷さんは弁護士をたてた

 水谷は6年前に学生時代の卓球部の後輩と結婚し、1人の娘がいる。

「奥さんは調理師免許を取り、栄養面で彼をサポートしています。リオ五輪では現地でずっと応援し、彼も感謝していました。水谷さんは家族思いで、娘さんを溺愛しています。“娘に嫌われたら生きていけない”なんて言っているぐらいです」(前出・知人)

 エミさんにも妻とのなれ初めを明かしたり、娘の写真を見せたこともあったという。

「だからこそ戸惑いました。お店の人からは、“有名人やお金持ちのお客さんは必ずキープして”と言われていました。だから、彼に気に入られなければと店の外でも会ったのですが、既婚者の彼の要望にどこまで応えればいいのかがわからなかった。私には彼氏もいるし…水谷さんの要求が、これ以上エスカレートしたらと不安を感じるようになりました」(エミさん)

 その不安が現実のものとなったのは、カラオケの翌日。深夜、水谷に呼び出され、再び川崎のカラオケボックスへ向かったという。

「合流した時点で彼はかなり酔っていました。その時、私が腰痛持ちだと話したら、“泊まっているホテルにマッサージ機があるから”と言われて。彼自身も“酔っぱらったから休みたい”と言い出して断り切れなかったんです。それで部屋に行くと、キスされてベッドに押し倒されて…驚いて“やめて!”と言ったら、彼も我に返ったようで、“ごめん!”って。彼は“奥さんとしかつきあったことがなくて、女性の扱いになれていない”と弁解していました」(エミさん)

 しかし、水谷はその後も変わらず来店。どこか気まずさをおぼえながらも再びカラオケなど外で会うようになったという。

 水谷との関係にエミさんは不安を募らせていった。

ロングヘアでほっそりしたスタイルのエミさん

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