国内

新天皇即位祭典 嵐の出演決定までの紆余曲折、候補は3組

愛子さまが嵐の大ファンということもあり、雅子さまも嵐のほとんどの曲をご存じだという(撮影/JMPA)

 11月9日に行われる「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で嵐が“奉祝ライブ”を行うことが発表された。

「国民祭典は、陛下の即位を祝って超党派の国会議員連盟や政財界の有志が主催するもので、皇室の行事ではありません。ただ、両陛下には、“国民がお祝いしますのでお出ましいただけませんか”とお願いをする形になり、陛下からのおことばも予定されています。安倍晋三首相(65才)も出席します。

 祭典は2部構成で、午後1時半から第1部の奉祝まつりが、午後5時10分から第2部の祝賀式典が予定されていますが、詳細は調整中です。嵐は第2部でパフォーマンスを披露することになります」(皇室記者)

 明治の遷都以降、皇室の節目のお祝い事などに皇居周辺でしばしば国民的な祝賀行事が行われてきたが、その形式は平成に入り少し様変わりした。

「20年前、上皇陛下の天皇即位10年を祝う祭典で、若い世代を含めた国民全体と皇室をつなぐ企画を盛り込みたいと主催者側は考え始めました。そこで、若者にも親しみやすいということで、昭和にはなかった有名アーティストによる歌唱が企画されました」(前出・皇室記者)

 即位10年を祝う祭典にはYOSHIKIが、即位20年の時にはEXILEが「奉祝曲」を披露した。今年2月には三浦大知(32才)が即位30年をお祝いする式典で、上皇上皇后両陛下が作詞作曲された『歌声の響』を歌い上げている。

◆雅子さまも嵐の出演をおよろこび

 今回、その大役に嵐が選ばれるまでには紆余曲折があったという。

「出演歌手の選択はかなり厳しい。人気はもちろんのこと、大舞台の経験があり、目立った政治的発言をしていないなどの細かい条件をクリアしなければなりません。今回は演歌歌手を含め3組ほど候補に挙がりましたが、国民の誰もが知り、老若男女から愛されているグループとして満場一致で嵐に決まったそう。

 選考では櫻井翔さん(37才)のお父さんが総務省の事務次官まで務めた人物であることも好印象だったとか。

二重橋からEXILEのパフォーマンスを観覧された上皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下、2009年 撮影/JMPA)

関連記事

トピックス

ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《子どもの性別は明かさず》小室眞子さんの第一子出産に宮内庁は“類例を見ない発表”、守谷絢子さんとの差は 辛酸なめ子氏「合意を得るためのやり取りに時間がかかったのでは」
NEWSポストセブン
現在、闘病中の西川史子(写真は2009年)
《「ありがとう」を最後に途絶えたLINE》脳出血でリハビリ中の西川史子、クリニックの同僚が明かした当時の様子「以前のような感じでは…」前を向く静かな暮らし
NEWSポストセブン
ファッションの面でも注目を集めている愛子さま(2025年5月18日、撮影/JMPA)
《公務でのご活躍続く》愛子さまのファッションに感じられる“母・雅子さまへのあこがれ”  フェミニン要素で“らしさ”もプラス
NEWSポストセブン
Mrs.GREEN APPLEの冠番組『テレビ×ミセス』(TBS系)が放送される(公式HPより)
《ミセスがテレビに進出!》冠番組がプライム帯で放送される3つの必然性 今後、バラエティ進出が拡大する可能性も
NEWSポストセブン
5月20日の公務での佳子さま(時事通信フォト)
《第一子出産で注目》佳子さま、眞子さんの“お下がりファッション”ブランドは「ご家族で愛用」背景にあった母・紀子さまの影響【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
六代目山口組の新人事、SNSに流れた「序列情報」 いまだ消えない「名誉職」に就任した幹部 による「院政説」
NEWSポストセブン
会話をしながら歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《親子スリーショットの幸せな日々》小室眞子さんは「コーヒー1杯470円」“インスタ映え”カフェでマカロンをたびたび購入 “小室圭さんの年収4000万円”でも堅実なライフスタイル
NEWSポストセブン
元女子バレーボール日本代表の木村沙織(Instagramより)
《“水着姿”公開の自由奔放なSNSで話題》結婚9年目の夫とラブラブ生活の元バレーボール選手の木村沙織、新ビジネスも好調「愛息とのランチに同行した身長20センチ差妹」の家族愛
NEWSポストセブン
宮城野親方
何が元横綱・白鵬を「退職」に追い込んだのか 一門内の親しい親方からも距離置かれ、協会内で孤立 「八角理事長は“辞めたい者は辞めればいい”で退職届受理の方向へ」
NEWSポストセブン
常盤貴子が明かす「芝居」と「暮らし」の幸福
【常盤貴子インタビュー】50代のテーマは「即興力」 心の声に正直に、お芝居でも日々の暮らしでも軽やかに生きる自分でありたい
週刊ポスト
ホストクラブで“色恋営業”にハマってしまったと打ち明ける被害女性のAさん(写真はAさん提供)
ホストにハマったAさんが告白する“1000万円シャンパンタワーの悪夢”「ホテルの部屋で殴る蹴るに加え、首を絞められ、髪の毛を抜かれ…」《深刻化する売掛トラブル》
NEWSポストセブン
西武・源田壮亮の不倫騒動から5カ月(左・時事通信フォト、右・Instagramより)
《西武源田と銀座クラブ女性の不倫報道から5か月》SNSが完全停止、妻・衛藤美彩が下していた決断…ベルーナドームで起きていた異変
NEWSポストセブン