とはいえ、天皇皇后両陛下に出演者をまったくのサプライズにしたままお出ましいただくわけにはいきません。事前に確認し、ご意向を伺ったところ雅子さま(55才)も快諾され、嵐に決定したそうです」(政治記者)
2020年の大晦日を最後に活動休止を発表している嵐は多忙を極める。しかも、嵐のパフォーマンスを生で見られる最後の機会になるかもしれないと、250万人を超えるというファンクラブ会員が皇居前広場に詰めかけたシミュレーションも必要だ。簡単に決定できるものではなかった。
「嵐の出演に関しては、ジャニー喜多川さん(享年87)の生前から話が進んでいたそうです。実は、ジャニーさんのお別れ会に、政治家で唯一参列していた山東昭子参院議長(77才)がキーパーソンでした。山東議員は元女優で、ジャニーさんとは旧知の仲。その山東議員が嵐の出演交渉を担っていたようです。安倍首相もジャニーさんのお別れ会に弔電を送ったり、TOKIOのメンバーと食事に行くなど事務所と親しい関係にあります。そういった中で、ジャニーさんも快諾されたんでしょう。
嵐はその時期、コンサート中で、10月30日から毎週末、日本各地でライブが行われる予定ですが、11月9日の国民祭典の週だけライブの予定はありませんでした。ジャニーさんが遺言として、国民祭典でのパフォーマンスを嵐に託したのかもしれません」(芸能関係者)
愛子さま(17才)も嵐のパフォーマンスを心待ちにされているという。
「嵐の出演が決まり、愛子さまも大喜びされたそうです。愛子さまは嵐の大ファンで、学校のお友達とカラオケで嵐メドレーを歌われたこともあるそうです。勉強の合間にも嵐の曲を聴いて、息抜きをされることもあると聞いています。愛子さまの影響で、雅子さまも嵐の曲をかなりご存じだそう。ご一家は“楽しみですね”と周囲に話しているそうです」(前出・皇室記者)
※女性セブン2019年10月10日号