司組長が2011年に府中刑務所を出所した際は、品川から山口組本部の神戸まで新幹線で向かった。この時、警護上の理由から、グリーン車を一両貸し切ったことも話題になった。
「移動手段がどうなるかは分かりませんが、いずれにせよ分裂前だった2011年とは緊張の度合いが違う。警察の警備は司組長と同等かそれ以上になるはずですし、六代目山口組のボディガードの神経は、これまで以上に張り詰めているでしょう」(同前)
分裂から4年、山口組抗争は局面がガラリと変わるかもしれない。
※週刊ポスト2019年10月11日号