実際、1月には年内の結婚を決めプロポーズしています。入籍と発表の時期を見計らっていたところ、9月25日に菊池さんの妊娠が発覚。いよいよファンに公表しようと考えた時、城島さんの頭をよぎったのが、山口さんのことだったと思われます」(前出・テレビ局関係者)
振り返ると、この1年半、TOKIOファンは“山口ショック”を引きずっていた。
昨年4月、山口がテレビ番組で知り合った女子高校生を自宅に呼び出し、酒に酔った状態で強引にキスを迫るなどして強制わいせつ容疑で書類送検(後に起訴猶予処分)され、ジャニーズ事務所を5月に退所。残されたTOKIOの4人はそれ以降、音楽活動を休止している。
音楽愛がグループ一強い長瀬智也(40才)は不満が募り、TOKIOを脱退する──という報道もあった。
◆なぜ城島は“メンバー”という言葉を使ったか
今回の結婚会見で、城島はそうしたファンの不安を自らの言葉で解消させた。
「TOKIOの音楽プロデューサーの長瀬やメンバーと話していますけど、長瀬の中では、絵はあると思います」
「またやるとしたらどんな形にしようか、と話しています。音楽含めて。タイミングもありますし、状況にもよりますが、自ずと、自然に出てくるのかなと思っています」
「始まりがあれば終わりもありますが、終わるのは簡単。続けることが大変。30年、40年頑張っていこうという意志が大事。自分を奮い立たせるためにもと思っています」
城島の発言と呼応するかのように、テレビではある変化が見られた。それは山口の“映像解禁”である。
山口の事件以降、5人そろった写真や映像は、テレビで放送されることはなかった。グループを紹介する時は不自然に編集された映像が流れたり、山口がグループにそもそも存在していなかったような扱われ方をされていた。しかし、城島の結婚にまつわる報道では5人の映像が1年半ぶりに流された。
「やはり『女性セブン』に山口さんが丸坊主姿で贖罪の日々を語っていたのが大きい。更生に向けて頑張っている彼の姿を世間が見ていたから、“映像ぐらい、いいのではないか”と思ってくれるだろうと、それで放送に踏み切ることができた」(前出・テレビ局関係者)
会見翌日に放送された『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の2時間スペシャルでも、5人がそろった写真が使われた。