芸能

木村拓哉、「グループ解散後のソロ歌手は苦戦」ジンクスとの戦い

木村拓哉のソロデビューの勝算は?

 元SMAPの木村拓哉が9月29日、自身のラジオ番組『木村拓哉 Flow』(TOKYO FM)で、来年1月のソロアルバム発売を発表。番組内で「スイッチになったのは、みなさんから『音楽活動をやってよ』というメッセージをたくさんいただきまして」とファンからの熱い想いに応えることを明かした。芸能記者が話す。

「木村が歌手活動を再開すれば、ファンは発売記念イベントやライブなどで触れ合う機会ができる。木村には俳優業だけでなく、歌手としての一面もあるわけで、ファン待望のソロアルバム発売といって良いでしょう」(以下同)

 過去のジャニーズ事務所で一世を風靡したグループのメンバーが解散後、個々にソロ歌手として曲を出すケースは少なくない。

「代表的な例では、初代グループのジャニーズが1967年に解散後、あおい輝彦が1971年に『二人の世界』で40万枚を超えるヒットを飛ばしています。1976年には『あなただけを』で79万枚を記録して、オリコン1位も獲得。NHK紅白歌合戦にも初出場しました。翌年も『Hi-Hi-Hi』『センチメンタルカーニバル』とヒット曲を連発しました。

 ただ、解散後のソロ活動でヒットを飛ばした例は、あおいくらいです。本木雅弘は1988年のシブがき隊解隊後、1992年に『東へ西へ』で紅白歌合戦に出場しています。CMソングとしてよく耳にした歌でしたが、売上は7万4000枚で、オリコン最高35位でした。本木は徐々に俳優業に移行し、2000年以降は歌手活動を行なっていません。ちなみに、あおいも本木もグループ解散後、事務所を移籍しています」

 限定的なユニットなどを除けば、ジャニーズ事務所は1995年の光GENJI SUPER 5以降、2016年のSMAPまでグループの解散はなかった。光GENJIメンバーの解散後のソロ活動はどうだったのか。

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