国内

天皇皇后両陛下、平成時代とは異なる「令和流」のお姿

「令和流」のお姿をお見せになる天皇陛下と雅子さま(撮影/JMPA)

 11月3日、学習院女子中・高等科(東京・新宿区)では、来春に大学生になられる愛子さまにとっての最後の文化祭「八重桜祭」が行われていた。

「多忙な合間を縫い、天皇皇后両陛下がお越しになっていました。両陛下の訪問を知って、校門前には100人ほどの人だかりもできていました」(皇室記者)

 両陛下は皇太子同妃時代からほぼ毎年、文化祭を訪問されているが、警備は格段に厳重だった。

「御料車は沿道の人々の前でスピードを落とし、雅子さまは窓を開け、笑顔で手を振られていました。去年までは見られなかったことです。翌4日も訪れられたことには驚きましたが、愛子さまが披露されたチアダンスをご覧になられたようです。愛子さまのダンスチーム『BLOOM』は文化祭公演の大トリを務め、1時間ほど前から校内に行列ができるほどの人気でした」(前出・皇室記者)

◆平成の時よりも国民に近い「橋」の上に

 5月の御代がわりから約半年。“両陛下らしさ”は、随所に見られている。10月22日から国内外の招待客を招いて行われた祝宴「饗宴の儀」。全4回中2回が立食形式になり、平成の時に比べ簡素化された。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんが語る。

「立食になったことで、両陛下は出席者の中に入って懇談されていました。着席では言葉を交わせるのが席の近い人に限られますので、より多くの人に喜ばれたことでしょう。負担軽減や経費削減と合わせて“国民の中に入る皇室”という陛下のお気持ちにも添った形となりました」

 11月9日に開催される、天皇陛下の即位を祝う国民祭典では、両陛下が皇居・正門の前に架かる正門石橋に立たれるという。

関連記事

トピックス

大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
「What's up? Coachella!」約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了(写真/GettyImages)
Number_iが世界最大級の野外フェス「コーチェラ」で海外初公演を実現 約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン