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富山出身の柴田理恵「ドラえもんは富山の風土から生まれた」

てんとう虫コミックス「ドラえもん」第4巻より

 未来から来たネコ型ロボット・ドラえもんが誕生して50周年を迎えた。それを記念して、各界の“ドラえもん好き”著名人に、22世紀に伝えたい言葉、場面を聞いた。女優の柴田理恵が選んだのは、のび太のおばあちゃんが登場する話だった。

 * * *
『ドラえもん』には、のび太のおばあちゃんが登場する話がいくつかあります。

 この作品は、幼稚園の頃に亡くなったおばあちゃんにタイムマシンで会いに行くストーリー。のび太は幼い頃も情けなくて、いじめられてはおばあちゃんに慰められているのですが、おばあちゃんの優しさは普遍。未来から来た小学生ののび太にも驚かず、のび太であることを信じます。

 おばあちゃんは、お父さんやお母さんとは違い、すべてを受け入れてくれる存在。どんなところにいても、ちゃんとのび太のことはわかっているよと。こうした『ドラえもん』の優しい世界観が大好きです。そこには藤子・F・不二雄先生の思いが全部入っているから。

 藤子先生は同郷・富山が生んだ一番すごい漫画家さんです。富山の人のよさや風土があったからこそ、この作品もあの作品も生まれたと思うと、誇らしい気持ちになります。

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