国内

愛子さま卒業レポート 新型コロナ影響で「幻」になる可能性

愛子さまは3月で卒業される(撮影/JMPA)

 成績は学習院女子でトップレベル、英語でのコミュニケーションも完璧、最難関の東京大学も狙えるのでは──。これまで、その頭脳明晰さを幾度も報じられてきた愛子さま。高校卒業後の進路は、大きな注目を集めていた。

「天皇陛下は2月の誕生日会見で、愛子さまが希望されていたという『学習院大学文学部日本語日本文学科』への進学が決まったことを明かされました。そのときの陛下の大変にうれしそうな表情といったら、会見に出席した記者たちも思わず笑顔になってしまったほどでした。

 つまり、愛子さまは陛下と同じ学習院大への内部進学、しかも、同じ文学部という道を選ばれたということです。いままさに愛子さまは、陛下の背中を追って、歩み始められたのです」(皇室記者)

 そこには、父と娘であると同時に、天皇陛下とその長子であるという「さだめ」を背負ったおふたりの心の交流があった。

 在学中の学習院女子高等科(東京・新宿区)の卒業を控え、愛子さまは卒業レポートを提出されたばかりだという。

「レポートの課題は、『将来学びたいことについて』。レポート用紙40枚にもなり、2月末の締め切りに向け多くの生徒が四苦八苦するそうです。愛子さまも苦労されながら、着実に準備を進め、締め切り前に提出を終えられたと聞いています。

 愛子さまが選ばれたレポートのテーマは、『平安時代の文学における犬や猫と人との関わりについて』だったそうです」(皇室ジャーナリスト)

 ご両親に似て動物が好きで、幼い頃から犬や猫を飼って世話をされてきた愛子さま。そんな動物への関心を、見事に研究テーマに据えられた。

「陛下が歴史について造詣が深いことはよく知られています。そんな父親の影響で中学生の頃から愛子さまも歴史を学ぶのが好きだったそうです。高校に入学されたときには、『天皇家の歴史』について関心を持たれ、陛下から歴代の天皇や一族の話を聞くなどされたようです。宮内庁が過去の文献を所蔵している書陵部の資料を参考に学ばれたのかもしれません。

 そうした中で、国語や作文が得意な愛子さまは古典文学にも強い興味を持たれていきました。

 今回の卒業レポートで趣深い研究テーマを選ばれたのも、陛下の影響が大きいのです」(宮内庁関係者)

関連記事

トピックス

ハワイ別荘の裁判が長期化している(Instagram/時事通信フォト)
《大谷翔平のハワイ高級リゾート裁判が長期化》次回審理は来年2月のキャンプ中…原告側の要求が認められれば「ファミリーや家族との関係を暴露される」可能性も
NEWSポストセブン
今年6月に行われたソウル中心部でのデモの様子(共同通信社)
《韓国・過激なプラカードで反中》「習近平アウト」「中国共産党を拒否せよ!」20〜30代の「愛国青年」が集結する“China Out!デモ”の実態
NEWSポストセブン
裁判所に移されたボニー(時事通信フォト)
《裁判所で不敵な笑みを浮かべて…》性的コンテンツ撮影の疑いで拘束された英・金髪美女インフルエンサー(26)が“国外追放”寸前の状態に
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《自宅でしっぽりオフシーズン》大谷翔平と真美子さんが愛する“ケータリング寿司” 世界的シェフに見出す理想の夫婦像
NEWSポストセブン
山上徹也被告が法廷で語った“複雑な心境”とは
「迷惑になるので…」山上徹也被告が事件の直前「自民党と維新の議員」に期日前投票していた理由…語られた安倍元首相への“複雑な感情”【銃撃事件公判】
NEWSポストセブン
アメリカの人気女優ジェナ・オルテガ(23)(時事通信フォト)
「幼い頃の自分が汚された画像が…」「勝手に広告として使われた」 米・人気女優が被害に遭った“ディープフェイク騒動”《「AIやで、きもすぎ」あいみょんも被害に苦言》
NEWSポストセブン
お騒がせインフルエンサーのボニー・ブルー(時事通信フォト)
《潤滑ジェルや避妊具が押収されて…》バリ島で現地警察に拘束された英・金髪美女インフルエンサー(26) 撮影スタジオでは19歳の若者らも一緒だった
NEWSポストセブン
山上徹也被告が語った「安倍首相への思い」とは
「深く考えないようにしていた」山上徹也被告が「安倍元首相を支持」していた理由…法廷で語られた「政治スタンスと本音」【銃撃事件公判】
NEWSポストセブン
不同意性交と住居侵入の疑いでカンボジア国籍の土木作業員、パット・トラ容疑者(24)が逮捕された(写真はサンプルです)
《クローゼットに潜んで面識ない50代女性に…》不同意性交で逮捕されたカンボジア人の同僚が語る「7人で暮らしていたけど彼だけ彼女がいなかった」【東京・あきる野】
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(Instagramより)
「球場では見かけなかった…」山本由伸と“熱愛説”のモデル・Niki、バースデーの席にうつりこんだ“別のスポーツ”の存在【インスタでは圧巻の美脚を披露】
NEWSポストセブン
モンゴル訪問時の写真をご覧になる天皇皇后両陛下(写真/宮内庁提供 ) 
【祝・62才】皇后・雅子さま、幸せあふれる誕生日 ご家族と愛犬が揃った記念写真ほか、気品に満ちたお姿で振り返るバースデー 
女性セブン
村上迦楼羅容疑者(27)のルーツは地元の不良グループだった(読者提供/本人SNS)
《型落ちレクサスと中古ブランドを自慢》トクリュウ指示役・村上迦楼羅(かるら)容疑者の悪事のルーツは「改造バイクに万引き、未成年飲酒…十数人の不良グループ」
NEWSポストセブン