「マスクの着用や消毒を徹底し、スタッフも最小限の人数で、1時間弱の撮影でした。動画の撮影では流れに任せてカメラを回し、自然な表情を撮ってもらえました」(前出・マネジメント事務所)
現在、池江選手は再び自宅に籠もる生活を余儀なくされている。だが持ち前の明るさで、大学のオンライン授業をほぼ毎日受講し、トレーナーから送られてくるメニューを自宅でこなしている。
池江選手は動画のなかで、力強くこう話している。
「髪の毛がないことが恥ずかしいことじゃないし、自分のいまのこの髪の毛、この自分自身に誇りを持っている」
美しさの中に、池江選手の鉄の覚悟があった。
※女性セブン2020年6月11日号