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後天的な天才女性、雷に打たれてピアノの才能開花した

世界で最も若くして大学院へ進学したローラン・シモンズくん(写真/AFLO)

“天から才能を授かった人”を意味する「ギフテッド」と呼ばれる人々。おおよそIQ130以上という高い知能や才能を生まれつき持つ人を指し、その人数は諸説あるが「人口の約2~5%」といわれる。全人口の約70%はIQ85~115の間に収まるとされるので、ギフテッドがいかに高い知能を持つかがうかがえる。そんなギフテッドを対象にした特別な教育も行われている。

 ギフテッド教育では、苦手を克服するよりも、優れた才能を伸ばすことが重視される。そうした教育を受け、すでに世界の第一線で活躍している“若き天才”も多い。

 アメリカのアニー・オストジックくん(17才)は「室内照明で充電ができる電子レンジ」を開発した。同じくアメリカのハナ・ハーブストさん(19才)は「海の波のエネルギーによって発電ができる装置」を生み出し、発展途上国のエネルギー不足の解消に貢献している。

 カナダ在住の日本人・大川翔くんは2014年、14才のときに“カナダのハーバード”と呼ばれるマギル大学など5つの大学に合格し、各大学から返済不要の奨学金付きで入学のオファーが来たという。

「翔くんは9才のときにギフテッドとして認定され、中学校を飛び級し12才で高校に進学。そうした経歴から各大学の“スカウト合戦”に発展しました。なかには3万ドル(約330万円)を超える奨学金を提示した大学もあったそうです」(現地紙記者)

 進学先はカナダのブリティッシュコロンビア大学を選び、2017年には米サンフランシスコのグラッドストーン研究所で、山中伸弥教授のもとで生物学の研究に従事。2016年にソフトバンクの孫正義会長が設立した「孫正義育英財団」の一員でもあり、現在は東大の谷内江望准教授のもとでインターンとして働いている。

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