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2020.07.19 16:00  NEWSポストセブン

コロナ禍で「ハーレム」を謳歌する48歳資産家男性の成功思考

ニューヨーク市刑事裁判所に入る元映画プロデューサー・ワインスタイン。立場を利用した数々のセクハラや性的暴行が明るみに出たことをきっかけにmetto運動などの社会現象へと繋がった(AFP=時事)

ニューヨーク市刑事裁判所に入る元映画プロデューサー・ワインスタイン。立場を利用した数々のセクハラや性的暴行が明るみに出たことをきっかけにmetoo運動などの社会現象へと繋がった(AFP=時事)

 上条さんのポジティブ思考は生まれながらの富裕層ならではだ。その心の余裕は安定と成功を約束する。貧乏人の子は思考からして不安定で失敗を繰り返すとまでは言わないが、富裕層の生まれながらの成功思考にはかなわない。私見だが、年をとってくるとよくわかる。お金プラスそれも上条さんの魅力なのかもしれない。

「私なんかたいしたことないです。資産家の中にはもう女の子なんか飽きたって人もいますよ。だから有名アイドルグループとか、手が届かないくらいの女の子にチャレンジする猛者もいますし、実際に付き合ったりしてます。私は落ちてきた女の子を拾うだけですけど、とんでもない資産家はとことん上を狙います。本当の金持ちにはそういう話も降って来るんです」

 どこまで本当かわからないが、パトロンという意味では昔から存在する連中だ。私も某人気声優のパトロンくらいは知っている。かつての往年の女優とも旧知の仲だが、昔の映画界は「金持ってる男、見つけてこい」と事務所の社長や先輩女優から言われたり、そういう金持ちを紹介されたという。この辺はハリウッドを中心とした「MeToo」運動で批判された事柄そのものだが、是非はともかくエンタメ業界と性は切っても切り離せない、いや男女の仲とは金銭の介在も含めてそれ抜きに語ることは現実問題として無理だろう。そこに男女の違いはない。女の子を買い漁るおっさんも、男の子を買い漁るおばさんも ―― 。

「もちろん素人もいますよ、学生が多いですね。お小遣い稼ぎより学費とか生活費かな。美少女ではないけど、素人の若い子ってのがいいんです。教え込むって感じがたまりません」

マンション1棟買って、女の子たちを住まわせようか

 下衆と言ってしまえばそれまでだが、これが現実だ。人間とは他人のことにはひどく道徳的になる生き物だが、誰も清廉潔白に生きてなどいないし、上条さんのような無名の資産家だったとして、欲望を抑え込めるかと言ったら自信はないだろう。口ではどうとでも言える。現にSNSの検索で「パパ活」とでも入れてみるがいい、悪名高い匿名掲示板でもいいだろう、全部が釣りや騙しではない。ネットどころかリアルの秘密サロンでは信じられない性の悪徳が繰り広げられている。それはコロナ禍でも変わらないどころか、より「上玉」が金で手に入り、フィクションのような行為が繰り返されている。お育ちよろしい大学のセンセが吠えてみてもこれは現実である。上条さんたち男はもちろん、少女たちとて肝心の金をくれないセンセの言うことなんか聞きやしない。

「今日の夜も会うんですよ、ワンルーム借りてあげてるんで、彼女の部屋に一泊です」

 上条さんは本当に嬉しそうだ。富豪というわけではない彼だが、ワンルームを借りてやるくらいはわけもないだろう。

「いっそワンルームマンション一棟買って、そこに私の面倒見てる女の子たちを住まわせたいと思ってますよ、冗談じゃなく、マジで」

 なんだか中国の後宮やモンゴル帝国のオルドのようだが、実現したらまさにハーレム、ただ女の子も思惑はいろいろ、上条さんが殺されたりしないことを祈るばかりと冗談めかして言ってみたが、上条さんは笑った。

「それで殺されたら本望ですよ、男の夢です、コロナで死ぬよりそっちを選びます」

 どこまでもポジティブ、羨ましいくらいに欲望を生きている。

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