北川:この人はロリっぽい雰囲気なのに、この衣装だけ一変して別人のように見えますね。

山田:ラインストーンの上に水着の形のように網掛けされていて、デザイン的にも新しいと思います。お初と言えば白瀬由衣さん【※注:ベビードール部門】の衣装も初めて見ました。不思議な形ですが、すごく目を惹きます。この2人の衣装は珍しいですね。

【※注:チャイナ風のベビードールに近いデザインが目新しく、審査員が「見たことない水着」と声をそろえた。スタンダードさとヌーディーさとのバランスが絶妙】

北川:お腹の部分のヒモが細くなったり素材を変えたりして、来年以降はもっと進化した形になっているかもしれませんね。

浜田:胸が大きい、背が高い、体が細いとか、その人の体型じゃないと似合わない水着がある一方で、誰が着てもエッチでカワイイ衣装も多いですね。こうやって改めて見るとグラビア衣装って楽しいですね。私もグラビアを引退したわけではないので、また色んな衣装を着て撮影してみたくなりました。

北川:ではぜひ週刊ポストさんで(笑い)。

【プロフィール】
◆北川昌弘(アイドルウォッチャー)/1980年代からアイドルイベントを取材し、これまで出会ったアイドルは1万人以上。3年連続で当企画の審査員を務める。

◆浜田翔子(グラビアアイドル・YouTuber)/イメージDVD出演数61作。今年DVDの卒業を発表した現役グラドル。6月、YouTuberカブキン氏との結婚を発表し、夫婦YouTuberとしても活躍している。

◆山田友美(ヘアメイク・スタイリスト)/数多くのグラビア撮影の現場で活躍中。変な水着の制作から、衣装となる水着の魅せ方のテクニックまで、現役スタイリストの観点から審査を行なう。

取材・構成■青野有城(Inu.)

※週刊ポスト2020年7月31日・8月7日号

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