芸能

大河『麒麟がくる』 歴史作家が注目する、再開後の見どころ

再開後、長谷川博己演じる明智光秀(左)と織田信長(染谷将太)の関係性はどう変化していくのか

 のちの主君・織田信長、終生のライバル・羽柴秀吉……戦国乱世の主役たちと、主人公・明智光秀の関係はこれからどう描かれるのか。NHK大河ドラマ『麒麟がくる』放送再開後の見どころを、歴史作家の島崎晋氏が解説する。(写真提供:NHK)

 * * *
 6月放送の「決戦!桶狭間」(第21回)を最後に休止状態だったNHKの大河ドラマ『麒麟がくる』が、8月30日に再開される。

 放送休止前までは、主人公・明智光秀(長谷川博己)が、生国である美濃と主君・斎藤道三(本木雅弘)のため、美濃と京の都、尾張との間を東奔西走する様子を描いた「美濃編」に続き、戦国大名・朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)が治める越前を拠点にしながら時局に関わる様子を描く「越前編」の開幕まで、話が進んでいた。

 ここまでの光秀に関して、史料的な裏付けはまったくない。『麒麟がくる』の脚本家が創造力豊かに、重大な出来事と光秀の歩みを絡めているのである。

 参考までに、美濃編から越前編にかけての主な出来事は以下の通りである。
・1556年4月……長良川の戦い。斎藤道三が戦死
・1559年2月……織田信長が初めて上洛。刺客に遭遇
・1560年5月……織田信長が桶狭間の戦いで今川義元を討ち取る

 ドラマ第17回「長良川の対決」では、斎藤道三と嫡男・斎藤高政(伊藤英明)の父子対決の結末、第18回「越前へ」では、道三に味方した光秀の叔父・明智光安(西村まさ彦)の最期が描かれた。光秀は母の牧(石川さゆり)や正室の熙子(木村文乃)、甥の左馬助(間宮祥太朗)などともに越前に落ち延びる。

 越前編に入って2話目の「信長を暗殺せよ」(第19回)は、越前の朝倉義景の使いとして上洛した光秀が、斎藤高政による信長暗殺の噂を耳にし、京の実力者である松永久秀(吉田鋼太郎)の助力を仰いで、計画の実行を未然に阻止するという展開。続く第20回「家康への文」は、松平元康ことのちの徳川家康(風間俊介)を今川義元(片岡愛之助)陣営から引き離すべく、斎藤道三の娘で織田信長の正室となっていた帰蝶(川口春奈)に、光秀が策を授け実行させるという展開だった。

染谷将太演じる信長(写真)が桶狭間の戦いから凱旋したところで放送中断していた

関連記事

トピックス

アスレジャースタイルで渋谷を歩く女性に街頭インタビュー(左はGettyImages、右はインタビューに応じた現役女子大生のユウコさん提供)
「同級生に笑われたこともある」現役女子大生(19)が「全身レギンス姿」で大学に通う理由…「海外ではだらしないとされる体型でも隠すことはない」日本に「アスレジャー」は定着するのか【海外で議論も】
NEWSポストセブン
中山美穂さんが亡くなってから1周忌が経とうとしている
《逝去から1年…いまだに叶わない墓参り》中山美穂さんが苦手にしていた意外な仕事「収録後に泣いて落ち込んでいました…」元事務所社長が明かした素顔
NEWSポストセブン
決定戦で横綱を下した安青錦(写真/JMPA)
【最速大関・安青錦の素顔】ウクライナを離れて3年、なぜ強くなれたのか? 来日に尽力した恩人は「日本人的でシャイなところがあって、真面目で相撲が大好き」、周囲へ感謝を忘れない心構え
週刊ポスト
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)(Instagramより)
《俺のカラダにサインして!》お騒がせ金髪美女インフルエンサー(26)のバスが若い男性グループから襲撃被害、本人不在でも“警備員追加”の大混乱に
NEWSポストセブン
主演映画『TOKYOタクシー』が公開中の木村拓哉
《映画『TOKYOタクシー』も話題》“キムタク”という矜持とともにさらなる高みを目指して歩み続ける木村拓哉が見せた“進化する大人”の姿
女性セブン
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏の人気座談会(撮影/山崎力夫)
【江本孟紀・中畑清・達川光男座談会1】阪神・日本シリーズ敗退の原因を分析 「2戦目の先発起用が勝敗を分けた」 中畑氏は絶不調だった大山悠輔に厳しい一言
週刊ポスト
CM露出ランキングで初の1位に輝いた今田美桜(時事通信フォト)
《企業の資料を読み込んで現場に…》今田美桜が綾瀬はるかを抑えて2025年「CM露出タレントランキング」1位に輝いた理由
NEWSポストセブン
亡くなったテスタドさん。現場には花が手向けられていた(本人SNSより)
《足立区11人死傷》「2~3年前にSUVでブロック塀に衝突」証言も…容疑者はなぜ免許を持っていた? 弁護士が解説する「『運転できる能力』と『刑事責任能力』は別物」
NEWSポストセブン
アスレジャー姿で飛行機に乗る際に咎められたそう(サラ・ブレイク・チークさんのXより)
《大きな胸でアスレジャーは禁止なの?》モデルも苦言…飛行機内での“不適切な服装”めぐり物議、米・運輸長官がドレスコードに注意喚起「パジャマの着用はやめないか」
NEWSポストセブン
(左から)小林夢果、川崎春花、阿部未悠(時事通信フォト)
《トリプルボギー不倫の余波》女子ゴルフ「シード権」の顔ぶれが激変も川崎春花がシード落ち…ベテランプロは「この1年は禊ということになるのでしょう」
NEWSポストセブン
吉野家が異物混入を認め謝罪した(時事通信、右は吉野家提供)
《吉野家で異物混入》黄ばんだ“謎の白い物体”が湯呑みに付着、店員からは「湯呑みを取り上げられて…」運営元は事実を認めて「現物残っておらず原因特定に至らない」「衛生管理の徹底を実施する」と回答
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン