芸能

『レコ大』総合司会の吉岡里帆 本物志向の彼女は「適任」

(時事通信フォト)

音楽の知識や引き出しも豊富(時事通信フォト)

 12月30日に放送される『第62回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)で、女優の吉岡里帆(27)が総合司会を務めることになった。大役に抜擢されたことを喜ぶファンがいる一方、ネット上では「なぜ?」と疑問視する声も上がっている。だが彼女のこれまでのキャリアを振り返ってみるなら、むしろ『レコ大』にとって吉岡里帆ほど適任な人物もいないことがわかる。

 吉岡といえば、2017年に出演したテレビドラマ『カルテット』(TBS系)や『ごめん、愛してる』(TBS系)、さらに日清食品「どん兵衛」をはじめとしたテレビCMでの活躍をきっかけに、多くの人々に知られるようになったのではないだろうか。だが実はお茶の間で話題になる前年の2016年4月からラジオ番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』(J-WAVE)でナビゲーターを務めており、多彩なゲストとトークに花を咲かせてきたのである。

 そのゲストの顔ぶれがすごい。モデルやタレント、俳優といった著名な芸能人が出演する一方、メジャー・マイナーを問わず様々なアーティストやミュージシャンも出演してきているのである。

 たとえば椎名林檎や峯田和伸(銀杏BOYZ)といったビッグネームをはじめ、あいみょんや岡崎体育らチャートを賑わせる人気ミュージシャンのほか、haruka nakamura、青葉市子、折坂悠太、蓮沼執太らコアな音楽ファンから支持を集めるミュージシャンもゲストとして出演してきているのだ。加えてceroや在日ファンクが所属していることでも知られるインディーズレーベル・カクバリズムの創業者・角張渉が出演した回もある。

 つまり吉岡は誰もが知るポップタレントから、規模は小さいがクオリティの高い音楽を生み出すミュージシャン、さらに業界の裏側を知るプロデューサー的立ち位置の人物まで、多種多様な人々と交流してきたのだ。そんな彼女について、エンタメ事情に精通しているカメラマンでライターの名鹿祥史氏はこう分析する。

関連キーワード

関連記事

トピックス

初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、インスタに投稿されたプライベート感の強い海水浴写真に注目集まる “いいね”は52万件以上 日赤での勤務をおろそかにすることなく公務に邁進
女性セブン
岐路に立たされている田久保眞紀・伊東市長(共同通信)
“田久保派”の元静岡県知事選候補者が証言する “あわや学歴詐称エピソード”「私も〈大卒〉と勝手に書かれた。それくらいアバウト」《伊東市長・学歴詐称疑惑》
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
「少女を島に引き入れ売春斡旋した」悪名高い“ロリータ・エクスプレス”にトランプ大統領は乗ったのか《エプスタイン事件の被害者らが「独自の顧客リスト」作成を宣言》
NEWSポストセブン
東京地裁
“史上最悪の少年犯罪”「女子高生コンクリート詰め事件」逮捕されたカズキ(仮名)が語った信じがたい凌辱行為の全容「女性は恐怖のあまり、殴られるままだった」
NEWSポストセブン
「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路とは…(写真/イメージマート)
【1500万円が戻ってこない…】「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路「経歴自慢をする人々に囲まれ、次第に疲弊して…」
NEWSポストセブン
橋幸夫さんが亡くなった(時事通信フォト)
《「御三家」橋幸夫さん逝去》最後まで愛した荒川区東尾久…体調不良に悩まされながらも参加続けていた“故郷のお祭り”
NEWSポストセブン
麻原が「空中浮揚」したとする写真(公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」より)
《ホーリーネームは「ヤソーダラー」》オウム真理教・麻原彰晃の妻、「アレフから送金された資金を管理」と公安が認定 アレフの拠点には「麻原の写真」や教材が多数保管
NEWSポストセブン
”辞めるのやめた”宣言の裏にはある女性支援者の存在があった(共同通信)
「(市議会解散)あれは彼女のシナリオどおりです」伊東市“田久保市長派”の女性実業家が明かす田久保市長の“思惑”「市長に『いま辞めないで』と言ったのは私」
NEWSポストセブン
二刀流復帰は家族のサポートなしにはあり得なかった(getty image/共同通信)
《プールサイドで日向ぼっこ…真美子さんとの幸せ時間》大谷翔平を支える“お店クオリティの料理” 二刀流復帰後に変化した家事の比重…屋外テラスで過ごすLAの夏
NEWSポストセブン
左から広陵高校の34歳新監督・松本氏と新部長・瀧口氏
《広陵高校・暴力問題》謹慎処分のコーチに加え「残りのコーチ2人も退任」していた 中井監督、部長も退任で野球経験のある指導者は「34歳新監督のみ」 160人の部員を指導できるのか
NEWSポストセブン
鉄板焼きデートが目撃されたKing & Princeの永瀬廉、浜辺美波
《デートではお揃い服》お泊まり報道の永瀬廉と浜辺美波、「24時間テレビ」放送中に配慮が見られた“チャリT”のカラー問題
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(X、時事通信フォト)
大麻成分疑いで“ガサ入れ”があったサントリー・新浪剛史元会長の超高級港区マンション「かつては最上階にカルロス・ゴーンさんも住んでいた」
NEWSポストセブン