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2021.07.05 16:00  週刊ポスト

「夏マスク」と「誤嚥性肺炎」の危ない関係 ワクチン接種後も要注意

「風呂場カラオケ」が効果的

 マスクを外した生活の見通しが立たないなか、どのように対策すればよいのか。

「とにかく口腔内を清潔に保つことです。日々の適切なブラッシングはもちろん、乾燥を避けるためマスク中はできるだけ鼻呼吸を意識してください。

 どうしても歯磨きの時間が取れないときは、気がついたときに水で口をゆすぐだけでもしてほしい。最低限の細菌除去だけでなく、口内を湿った状態に保てます。最近唇がカサカサになったり口臭が強くなったと感じる人は、これらのことを特に強く意識し、実践してください」(清水院長)

 嚥下機能低下の予防に関しては、今井院長がこう語る。

「日常的に何かしゃべるよう意識することが重要です。もともと男性の高齢者は1日の発語が少ない傾向があり、コロナ禍でのマスク生活はこれに拍車をかけている。そのため表情筋が弱っている高齢者が非常に多くなっているんです。

 ただ、顔周りの筋肉は一度衰えても、意識的に使うことで再び鍛えることができる。例えば『風呂場カラオケ』が効果的です。特に高い声を出すことで声帯の筋肉が鍛えられる。自分の好きな歌を歌いながら、高い音もはっきりと大きく発声することを意識してください。マスクを外せる自宅では表情豊かに過ごしてほしいですね」

 マスクの“奥”に潜む難病にご注意を。

※週刊ポスト2021年7月16・23日号

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