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安室奈美恵さん紺綬褒章受章 引退後も消さなかった寄付の精神

安室奈美恵

官報に載った歌姫・安室奈美恵の名前を確認した(Imaginechina/時事通信フォト)

 久々に公の場にその名前が上がり、ファンにも喜びが広がっているようだ。7月9日付の官報に、2018年9月に引退した安室奈美恵さん(43)の情報が掲載されていたというのだ。

「『紺綬褒章』の受章者が載っていて、そのなかに安室さんの名前があったんです。『紺綬褒章』は公益のために私財を寄付した個人や団体に授与されるもので、毎月1回発令されています」(全国紙記者)

 今年2月の官報には元SMAPの中居正広(48)、香取慎吾(44)、歌手の浜崎あゆみ(42)、3月の官報には『X JAPAN』のYOSHIKI(55)などが同じ紺綬褒章を受章したことが載るなど、芸能人の受章者は少なくない。その中でも今回の安室さんの受章には、ファンも喜んだことだろう。

 褒章の制度を定めた『褒章条例』によると、500万円以上の寄付が条件であり、彼らは少なくともそれ以上の寄付をしていたことになる。

「ただ、今回、安室さんには『紺綬褒章』とあわせて『賞杯』が授与されます。それが授与されるということは、安室さんが1500万円以上の寄付をしたということ。彼女は昔から慈善活動には熱心でしたからね」(前出・全国紙記者)

 安室さんはこれまで、寄付やボランティアなどの慈善活動を続けていたことで知られる。2005年にはスマトラ沖地震津波で被災した子供たちのために、日本ユニセフ協会に1000万円を寄付。2011年の東日本大震災では5000万を日本赤十字社に寄付して称賛を浴びた。

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