眞子さまを「大尊敬しています」
佳代さんの夫・敏勝さんは、2002年、小室さんが10才のときに自ら命を絶った。それ以降、佳代さんは女手一つで小室さんを育て上げてきた。
「佳代さんはよく、夫を早くに亡くして子供と2人で生きることのつらさを語っていました。その言葉の節々からは、そういった境遇でも、息子にバイオリンや絵画を習わせ、学費の高額なインターナショナルスクールの中学・高校にも通わせて立派に育てたという自負が感じられました」(小室家をよく知る人物)
佳代さんの矜持は、2013年8月6日に録音された、Aさんに向けられた発言からも感じられる。
「女が1人で生きていくのは大変なの」
だから、頼れる相手を見つけたら頼り尽くす──夫の死の直後、元暴力団員の知人男性に依頼して、夫の実家で遺産相続の交渉をし、その後は20才ほど年上の彫金師の男性と事実婚状態だったこともあった。そしてAさんに、佳代さんはメールなどを通じて金銭的な援助を求めるようになった。
「メールの中には、“遺族年金を受け取っている間は事実婚状態であることを隠してほしい”という内容もありました。本来、夫との死別後に別の男性と生計を一にしていれば、遺族年金の受給を止めなければなりません。しかし佳代さんはそれをしなかったのです。洋菓子店の件も然り、佳代さんのスタンスは一貫しているように見えます。それにしても、15年間お世話になった会社に対して、去り際が無断欠勤とは……」(皇室ジャーナリスト)
佳代さんに対し、眞子さまは強い尊敬の念をもたれているという。
「眞子さまは、女手一つで小室さんを育て上げた佳代さんに心酔されているようです。
『お金も地位も名誉もいらないから、小室さんと結婚したい』という眞子さまの思い切りのよさには、佳代さんの影響が少なからずあるのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)
佳代さんは『週刊文春WOMAN』(2021年夏号)のインタビューで、眞子さまのことを「大尊敬しています」と語っている。
「金銭トラブル発覚以降、佳代さんは適応障害や手術など、度重なる病気やけがに見舞われてきました。そのたびに、しっかり者で、思いやりの心が真っ直ぐな眞子さまは『佳代さんのことは私が支えます』とヘルプされてきたに違いありません。
小室さんや佳代さんに対して世間から逆風が吹き、それが佳代さんのストレスになったとすれば、眞子さまは強く憤られて、さらに献身的にサポートをされたことでしょう。そうした関係が、佳代さんをして“眞子さまを大尊敬”という言葉につながったのだと思います」(宮内庁関係者)
ご結婚は早晩、実現する。皇室からの表裏のサポートにより、ニューヨークにあるセキュリティー万全の高級マンションで、経済的な心配の一切ない生活を送られるだろう。そこでは眞子さまと小室さんの隣に、笑顔を取り戻した佳代さんの姿があるはずだ。
※女性セブン2021年9月2日号