2018年、鈴木はNHK大河ドラマ『西郷どん』の主役に抜擢され、トップ俳優に。
「『西郷どん』の主役が決まったとき小栗さんは“感動しました”と感慨深げ。鈴木さんも“早く売れてくれよ。一緒にやりたい企画がいっぱいあるんだ”という小栗さんの言葉を励みに頑張ってきたと振り返っていました」(ドラマ関係者)
鈴木のプライベートはあまり知られていないが、それは彼が“遅咲き”だったことも影響しているようだ。
「2011年7月に自身のブログで結婚を報告し、相手についても“学生時代からおつきあいしてきた年上の女性で、一般のかたです”“先日挙式をさせていただき、12月に誕生予定の新しい命も授かっています”と書いています。ただ、そのときはまだ無名だったのでほとんど話題にならなかったんです(笑い)」(前出・演劇関係者)
出会ったのは、鈴木が東京外国語大学在学中の20才のとき。彼女は28才だったという。
「学年でいうと7つ上の奥さんは、役者としてなかなか芽が出ない鈴木さんのつらい時代をずっと支えてきました。鈴木さんといえばストイックで知られます。有名なのは『天皇の料理番』(2015年・TBS系)で、役づくりのため半年で20kgも減量したこと。過酷な食事制限を奥さんがサポートしてきたとか。
『西郷どん』後の2019年には都内の閑静な住宅地に建つ高級マンションを購入。ようやく彼女に“安定した生活”をプレゼントできたようですね」(前出・演劇関係者)
友でありライバルである小栗の期待に応え、今年結婚10年目になる妻にも報いた鈴木。まだまだ快進撃が続きそうだ。
※女性セブン2021年9月9日号