マツダ、レクサスEVより倍速で充電可能

 充電率100%で横浜を出発し、まずは一般道で箱根を越え、沼津からは新東名で一気に愛知の音羽蒲郡インターチェンジまで走った。その後、一般道に戻って名古屋を過ぎたあたりでだんだんバッテリーの残りが心もとなくなってきた。スタートから370.7km走行地点の三重・四日市にて初充電。

200アンペア高速充電器のプラグをクルマに接続

200アンペア高速充電器のプラグをクルマに接続

 ここまでの電力消費率は電力量1kWhあたり7.0km。このペースで電気を食った場合、充電量20kWhで140km、25kWhで175km、30kWhで210km走れるということだ。

 プラグをクルマにつないで充電開始……気温はメーター表示で33度と季節外れの暑い日だったが、充電器のメーターを見るとしっかり200アンペア出ていた。そこから徐々に落ちていくとはいえ、上限が125アンペアだった時代とは一味異なるスピードで、どんどん電気がたまっていく。

 充電電力量は開始から14分30秒でおおむねホンダのBEV「Honda e」の30分ぶんに相当する16.6kWh、直後にノーマル版リーフの17kWhに達した。充電速度は30分の前半のほうが後半より速いものだが、そこで勝負すればマツダ、レクサスも含めた高速充電非対応EVのおおむね倍速で充電可能という結果を得られた。さすがはハイパワー充電器である。

 29分50秒で充電が自動的にストップ。総充電量は31.8kWh、充電率は7%から64%に回復した。それまでと同じ1kWhあたり7kmのペースで走れば、この充電量で約220km走れることになる。これなら阪神高速、第二神明経由で200km弱先にある姫路の200A充電器まで届きそうだ。

日産リーフe+(福岡・田川の小径にて)

日産リーフe+(福岡・田川の小径にて)

関連キーワード

関連記事

トピックス

母・佳代さんのエッセイ本を絶賛した小室圭さん
小室圭さん、母・佳代さんのエッセイ本を絶賛「お母さんと同じように本を出したい」と自身の作家デビューに意欲を燃やす 
女性セブン
第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《インスタで娘の誕生報告》大谷翔平、過熱するメディアの取材攻勢に待ったをかけるセルフプロデュース力 心理士が指摘する「画像優位性効果」と「3Bの法則」
NEWSポストセブン
ライブ配信中に、東京都・高田馬場の路上で刺され亡くなった佐藤愛里さん(22)。事件前後に流れ続けた映像は、犯行の生々しい一幕をとらえていた(友人提供)
《22歳女性ライバー最上あいさん刺殺》「葬式もお別れ会もなく…」友人が語る“事件後の悲劇”「イベントさえなければ、まだ生きていたのかな」
NEWSポストセブン
4月24日発売の『週刊文春』で、“二股交際疑惑”を報じられた女優・永野芽郁
永野芽郁、4年前にインスタ投稿していた「田中圭からもらった黄色い花」の写真…関係者が肝を冷やしていた「近すぎる関係」
NEWSポストセブン
永野芽郁
《永野芽郁、田中圭とテキーラの夜》「隣に座って親しげに耳打ち」目撃されていた都内バーでの「仲間飲み」、懸念されていた「近すぎる距離感」
NEWSポストセブン
18年間ワキ毛を生やし続けるグラドル・しーちゃん
「女性のムダ毛処理って必要ですか?」18年間ワキ毛を生やし続けるグラドル・しーちゃん(40)が語った“剃らない選択”のきっかけ
NEWSポストセブン
上白石萌歌は『パリピ孔明 THE MOVIE』に出演する
【インタビュー】上白石萌歌が25歳を迎えて気づいたこと「人見知りをやめてみる。そのほうが面白い」「自責しすぎは禁物」
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《田中圭と永野芽郁にお泊まり報道》「トイレで寝ていた…」業界関係者が心配していた“酒の場での様子”
NEWSポストセブン
父親として愛する家族のために奮闘した大谷翔平(写真/Getty Images)
【出産休暇「わずか2日」のメジャー流計画出産】大谷翔平、育児や産後の生活は“義母頼み”となるジレンマ 長女の足の写真公開に「彼は変わった」と驚きの声
女性セブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《田中圭に永野芽郁との不倫報道》元タレント妻は失望…“自宅に他の女性を連れ込まれる”衝撃「もっとモテたい、遊びたい」と語った結婚エピソード
NEWSポストセブン
春の園遊会に参加された天皇皇后両陛下(2025年4月、東京・港区。撮影/JMPA)
《春の園遊会ファッション》皇后雅子さま、選択率高めのイエロー系の着物をワントーンで着こなし落ち着いた雰囲気に 
NEWSポストセブン
不倫報道のあった永野芽郁
《お泊まり報道の現場》永野芽郁が共演男性2人を招いた「4億円マンション」と田中圭とキム・ムジョン「来訪時にいた母親」との時間
NEWSポストセブン
大前研一氏が「国会は緊張感のない“ダメな会議”の典型」と断ずる理由 答弁を官僚に頼り、想定外の質問に対応できない政治家はあまりにも勉強不足
大前研一氏が「国会は緊張感のない“ダメな会議”の典型」と断ずる理由 答弁を官僚に頼り、想定外の質問に対応できない政治家はあまりにも勉強不足
マネーポストWEB