山田:剛クンの熱量を客席で感じ取りたいと思います。そして「新しい地図」は5年目。コロナが確実に時間軸やエンターテインメント事情をおかしなことにしているなか、(稲垣)吾郎チャン(47)、(香取)慎吾チャン(44)含め素晴らしく活躍をされていて。
草なぎ:ただ、やっぱりコロナで吾郎サンの舞台や慎吾のライブが延期や中止になったり、ファンミーティング(NAKAMA to MEETING)がね。vol.1は通常通り行われたけれど、vol.2をやる予定が、1.5、1.6というふうになって、結構大変だった。本当は記念すべき日なので、2年目は2、3年目は3としてNAKAMAのみんなと祝いたかったよね。でも、0.1ずつでも、みんなと前に進んでいけるのは幸せなことだし、『LOVE POCKET FUND』も、みんなのお陰で、ドラマに出てくるようなドクターカーを寄付することができたり。
山田 医療従事者の皆さんへの細やかなサポートも“愛のポケット基金”ならでは。本当に素晴らしいです。
草なぎ:東京パラリンピックの聖火ランナーやメダルのプレゼンターも何年も前からやってきたプロジェクトの一環だったので、やれてよかったです。慎吾がいつも言ってるように、これは通過点で、NAKAMAのみんなの力を借りながら継続していくことを目標に、これからもやっていきます。
いろいろなことがつながっているし、ぼくたちのことと重なっているようにも思えます。NAKAMAのみんなが楽しんでくれて喜んでくれて幸せでいてくれることがぼくらのいちばんの原動力になっているのは変わりませんね。
山田:改めて、吾郎チャン、慎吾チャンは、どんな存在ですか?
草なぎ:つかみどころがない2人の活動も含めて、なんか、楽しいっすね~。「つかみどころがない」とはぼくも言われるんだけど、2人に挟まれると幸せな気分になれるんです。それと、背が高いな~って。ぼくが窪んじゃうのよ(爆笑)。そんな凸凹の3人で、ずっと一緒にやっていきますんで、これからもよろしくお願いしますね。
構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ〜テレ)、『アップ!』(同)、『バイキングMORE』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。
撮影/槙野翔太
※女性セブン2021年11月11・18日号