芸能

なにわ男子デビュー目前! 結束力の強さを見せる関西ジャニーズ勢たち

「V6解散」で労いの声を贈るファンたちの心境は?

「なにわ男子」がついにデビューする

 関ジャニ∞、ジャニーズWESTに続く、関西発のジャニーズグループとして「なにわ男子」がデビューする。彼ら関西ジャニーズ勢には、深い絆があるという。その関係性について放送作家の山田美保子さんが解説する。

 * * *
 関西ジャニーズJr.内のユニット「なにわ男子」のデビュー日=11月12日が目前に迫ってきた。

 数年前から事務所の大先輩が主演する連続ドラマや映画に出演してきたメンバーは、現在、デビュー曲を主題歌にしたドラマに先輩とW主演。若手芸人並みのトーク力を誇るメンバーは、バラエティ番組やクイズ番組に一人で出て存在感をみせている。さらに、デビューが決定してからは、メンバー全員で生ワイドに出演したり、全員で週刊誌の表紙やグラビアに登場したりする機会も多かった。また、現在は大手コンビニエンスストアとコラボしたCMが頻繁に流れるなど、ジャニーズ事務所内でも近年まれにみる恵まれたデビューと言えよう。

 関ジャニ∞、ジャニーズWESTに続く、関西ジャニーズJr.出身のグループとなるが、東京や近郊住まいのJr.に比べると、前述の先輩たち同様、圧倒的にチャンスが少ないなか、高いハードルを乗り越え、デビューに至った。

 たとえば、東京・渋谷のNHKホールで収録が行われるジャニーズJr.がレギュラーの『ザ少年倶楽部』(BSプレミアム)でも、関西ジャニーズJr.がセンターに立てるのは年に1~2度だけ。その収録も大阪で行われるため、東京に出てこられる機会は極めて少ない。  

関西勢の絆や関係性は頑丈で太い

 2016年2月、「連続テレビ小説『あさが来た』」(NHK)出演時、『あさイチ』の「プレミアムトーク」のゲストに呼ばれたジャニーズWESTの桐山照史は、「(チャンスが少ないので、たまに)テレビに出ると、がっついてしまう」と言い、MCの井ノ原快彦は笑顔で頷きながら、関西勢が東京に出るための苦労と現実を視聴者に説明したものだ。

 関西勢は、デビュー組の先輩たちも漏れなく、そうした経験があるからだろう。極めて泥臭い努力を重ねているうえ、事務所内における関西勢の絆や関係性は、東京のそれに比べると頑丈だし、太いように思う。

 これまで「なにわ男子」のステージをプロデュースしてきたのは関ジャニ∞の大倉忠義だが、大倉は多くのコンサート会場で滝沢秀明副社長の席の後ろに陣取り、“プロデュース術”を学んでいたものである。滝沢氏は大倉とのタッグを明言している。これも大倉をはじめ関西勢の先輩たちによる大プッシュのお陰だろう。

関連記事

トピックス

復帰会見をおこなった美川憲一
《車イス姿でリハビリに励み…》歌手・美川憲一、直近で個人事務所の役員に招き入れていた「2人の男性」復帰会見で“終活”にも言及して
NEWSポストセブン
遠藤敬・維新国対委員長に公金還流疑惑(時事通信フォト)
公設秘書給与ピンハネ疑惑の維新・遠藤敬首相補佐官に“新たな疑惑” 秘書の実家の飲食店で「政治資金会食」、高額な上納寄附の“ご褒美”か
週刊ポスト
高市早苗首相(時事通信フォト)
高市早苗首相の「官僚不信」と霞が関の警戒 総務大臣時代の次官更迭での「キツネ憑きのようで怖かった」の逸話から囁かれる懸念
週刊ポスト
男気を発揮している松岡昌宏
《国分騒動に新展開》日テレが急転、怒りの松岡昌宏に謝罪 反感や逆風を避けるための対応か、臨床心理士が注目した“情報の発信者”
NEWSポストセブン
水原受刑者のドラマ化が決定した
《水原一平ドラマ化》決定した“ワイスピ監督”はインスタに「大谷応援投稿の過去」…大谷翔平サイドが恐れる「実名での映像化」と「日本配信の可能性」
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(Instagramより)
「球場では見かけなかった…」山本由伸と“熱愛説”のモデル・Niki、バースデーの席にうつりこんだ“別のスポーツ”の存在【インスタでは圧巻の美脚を披露】
NEWSポストセブン
モンゴル訪問時の写真をご覧になる天皇皇后両陛下(写真/宮内庁提供 ) 
【祝・62才】皇后・雅子さま、幸せあふれる誕生日 ご家族と愛犬が揃った記念写真ほか、気品に満ちたお姿で振り返るバースデー 
女性セブン
村上迦楼羅容疑者(27)のルーツは地元の不良グループだった(読者提供/本人SNS)
《型落ちレクサスと中古ブランドを自慢》トクリュウ指示役・村上迦楼羅(かるら)容疑者の悪事のルーツは「改造バイクに万引き、未成年飲酒…十数人の不良グループ」
NEWSポストセブン
現在は三児の母となり、昨年、8年ぶりに芸能活動に本格復帰した加藤あい
《現在は3児の母》加藤あいが振り返る「めまぐるしかった」CM女王時代 海外生活を経験して気付いた日本の魅力「子育てしやすい良い国です」ようやく手に入れた“心の余裕”
週刊ポスト
熊本県警本部(写真左:時事通信)と林信彦容疑者(53)が勤めていた幼稚園(写真右)
《親族が悲嘆「もう耐えられないんです」》女児へのわいせつ行為で逮捕のベテラン保育士・林信彦容疑者(53)は“2児の父”だった
NEWSポストセブン
リクルート社内の“不正”を告発した社員は解雇後、SNS上で誹謗中傷がやまない状況に
リクルートの“サクラ行為”内部告発者がSNSで誹謗中傷の被害 嫌がらせ投稿の発信源を情報開示した結果は“リクルートが契約する電話番号” 同社の責任が問われる可能性を弁護士が解説
週刊ポスト
上原多香子の近影が友人らのSNSで投稿されていた(写真は本人のSNSより)
《茶髪で缶ビールを片手に》42歳となった上原多香子、沖縄移住から3年“活動休止状態”の現在「事務所のHPから個人のプロフィールは消えて…」
NEWSポストセブン