【1日目】

【1日目】

 ミオドレナージでは、こり固まったデブ筋を柔らかくほぐし、本来の状態に戻すことで大幅に代謝を上げ、肥大化した脂肪細胞を破壊することができる。

「脂肪細胞の中の中性脂肪は、もみほぐす刺激によって分解され、血管に流れ出ます。すると、脂肪細胞の中には水分が入ってくる。さらにマッサージを続けると水分も排出されて、脂肪細胞そのものが小さくなっていくのです。同時に、古くなった筋肉細胞を押し流してデトックスし、質のいい筋肉を育てることにもつながります。つまり、マッサージによって、筋トレと同じような効果を得ることができるのです」

 また、マッサージによって筋膜がほぐれることで、筋肉の動きがよくなる。

「筋膜とは、筋肉をぴったりと包んでいるコラーゲンでできた薄い膜で、硬くなりやすい性質があります。運動不足などで筋膜が硬くなると、包まれている筋肉も充分に動けなくなり、血行が悪くなる。すると、筋膜は筋肉にベッタリと癒着し、より硬くなって筋肉の動きを妨げる悪循環になります。張りついた筋膜をはがすことで、柔らかく、質のよい筋肉にすることができます」

 質のよい筋肉は、当然、血行がよく、全身の代謝も上がる。

 さらに、マッサージによって筋肉を柔らかくすると、それまで硬くゆがんだ筋肉に引っ張られていた骨や内臓なども正常な位置に戻る。これにより、O脚やほおのえら張りといった、全身のさまざまな悩みの改善も期待できるという。

「血行や代謝だけでなく、リンパの流れもよくなるので、デブ筋をほぐすことは、ダイエットだけでなく、冷え、肩こり、むくみなど、血行不良に伴うさまざまな悩みも改善します」

激痛だけど、劇的。「デブ筋ほぐし」のコツ

 デブ筋をほぐすマッサージは、(1)押す、(2)もむ、(3)流すの3ステップ。自宅で行うなら、全身のデブ筋を7日間かけてほぐす、集中プログラムがおすすめだ。

「もんだり流したりするマッサージの前に、2日間かけて、筋肉と筋肉の境目にあたるくぼみを刺激してください。ここは、複数の筋肉の始まり、または終わりであると同時に、太い血管やリンパ節が集まっている場所でもあります。そのため、指の腹で強く押して刺激することで血液やリンパの流れがよくなり、その後のマッサージの効果が上がります」

 押すときは、指が骨に当たるくらいの強さをイメージして、ギューッと思いきり押す。小野さんによれば、よくある一般的なマッサージのような“痛気持ちいい”力加減ではなく、「イタタタ!」と思わず声が出てしまうくらいがベストだ。

「痛いということは、それだけ筋肉が硬くなっているということ。マッサージを続けて筋肉が柔らかくなれば、痛みは軽減していきます。筋肉は、強く刺激すると、最初は硬くこわばります。しかし、何度も同じ刺激を繰り返し与えると、次第に抵抗をあきらめて、ゆるむ性質を持っています。デブ筋は、とても素直なのです。

 同じ力加減でマッサージしたときに“痛い”が“痛気持ちいい”に変わってきたら、やせやすい体に生まれ変わった証拠。施術に通っている女優やタレントも最初はとても痛がっていましたが、繰り返すうちに慣れてきて、いまでは涼しい顔をしています(笑い)」

関連記事

トピックス

【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン
『教場』では木村拓哉から演技指導を受けた堀田真由
【日曜劇場に出演中】堀田真由、『教場』では木村拓哉から細かい演技指導を受ける 珍しい光景にスタッフは驚き
週刊ポスト
どんな演技も積極的にこなす吉高由里子
吉高由里子、魅惑的なシーンが多い『光る君へ』も気合十分 クランクアップ後に結婚か、その後“長いお休み”へ
女性セブン
各局が奪い合う演技派女優筆頭の松本まりか
『ミス・ターゲット』で地上波初主演の松本まりか メイクやスタイリングに一切の妥協なし、髪が燃えても台詞を続けるプロ根性
週刊ポスト
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
三浦瑠麗(本人のインスタグラムより)
《清志被告と離婚》三浦瑠麗氏、夫が抱いていた「複雑な感情」なぜこのタイミングでの“夫婦卒業”なのか 
NEWSポストセブン
わいせつな行為をしたとして罪に問われた牛見豊被告
《恐怖の第二診察室》心の病を抱える女性の局部に繰り返し異物を挿入、弄び続けたわいせつ精神科医のトンデモ言い分 【横浜地裁で初公判】
NEWSポストセブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン