国内

雅子さまと紀子さま 前代未聞の「祝賀の儀でドレスの色が丸かぶり」

紺色のお召し物だった紀子さま

紺色のお召し物だった紀子さま。痩せられたとの見方をする人も

「紀子さまは、以前よりおやせになったようでした。笑顔には柔らかさがなく、心ここにあらず、といった様子に見えました」(居合わせた人)

 2月23日午前11時、天皇陛下の誕生日の祝賀行事を終えた秋篠宮ご夫妻を乗せた車が、皇居・半蔵門を通過した。紀子さまの表情が冴えなかったのも無理はない。

 ちょうどその日は、眞子さんの夫・小室圭さんがニューヨーク州司法試験への再チャレンジを迎えたところだった。また、筑波大学附属高校への進学を決められた悠仁さまに、前後して、過去にコンクールで佳作を受賞した作文の「盗用疑惑」が持ち上がった。だが、その日、表情が沈んでいるように見えたのは、追い打ちをかけるような事態が起こっていたからだろう。

「祝賀行事の際、雅子さまと紀子さまのドレスの色が“丸かぶり”だったのです。どちらも濃紺のドレスで、アクセサリーのパールのあしらいまでそっくり。前代未聞のことです。慣例に則れば、皇后とほかの女性皇族のお召し物の色みが重なることはあってはならないのですが……」(宮内庁関係者)

 コロナ禍の現在は限られているが、皇室行事において、女性皇族が一堂に会される機会は少なくない。その際、不文律のドレスコードがある。たとえば、赤坂御用地で開催される園遊会では、和装か洋装か、どちらかに統一される。

「平成までは、皇后のお立場の方が決められてきました」(皇室記者)

 そうしたドレスコードの1つが「色みの重複を避ける」というものだ。

「皇后のお召し物と色が同じにならないよう、事前に職員同士がリサーチのため連絡を取り合うこともあるそうです。平成の時代においては、美智子さまと同系色のお召し物を着用するのは“失礼”という暗黙の了解があったほどです」(前出・宮内庁関係者)

 美智子さまを“お手本”として慕われてきた紀子さまは、当然ドレスコードの存在をご存じのはずで、これまでも細心の注意を払われてきたはずだ。なぜ雅子さまとの“色かぶり”が起きてしまったのか。

「天皇家と秋篠宮家のコミュニケーション不足が考えられます。秋篠宮ご夫妻は、上皇ご夫妻との距離が非常に近い一方で、天皇家とは距離を置かれています。あえて別の方針を選ばれる傾向すら見られる。そうした日頃の状況から、職員同士もうまく連携を取ることができなかったのかもしれない」(前出・宮内庁関係者)

 紀子さまの「お疲れ」も心配されている。2月24日、秋篠宮ご夫妻は、北京パラリンピックの日本選手団結団式をオンラインで視聴された。結団式では、事前に収録されたビデオメッセージも流されたが、映っていたのは秋篠宮さまおひとりだった。

「最近では、喪中であっても1月下旬の北京オリンピックの結団式に出席されたりと、紀子さまの公務への積極姿勢は目立ちます。ですので、秋篠宮さまだけが映ったビデオメッセージにはなんとも言えない物足りなさがありました。ご事情はわかりませんが、ご心労があってビデオ収録をされなかったのだとしたら、祝賀行事での衣装に気を回す余裕もなかったのかもしれません」(別の宮内庁関係者)

あわせて読みたい

関連記事

トピックス

12月9日に62歳のお誕生日を迎えられた雅子さま(時事通信フォト)
《メタリックに輝く雅子さま》62歳のお誕生日で見せたペールブルーの「圧巻の装い」、シルバーの輝きが示した“調和”への希い
NEWSポストセブン
宮崎あおい
《主演・大泉洋を食った?》『ちょっとだけエスパー』で13年ぶり民放連ドラ出演の宮崎あおい、芸歴36年目のキャリアと40歳国民的女優の“今” 
NEWSポストセブン
悠仁さまが2026年1月2日に皇居で行われる「新年一般参賀」に出席される見通し(写真/JMPA)
悠仁さまが新年一般参賀にご出席の見通し、愛子さまと初めて並び立たれる場に 来春にはUAE大統領来日時の晩餐会で“外交デビュー”の可能性も、ご活躍の場は増すばかり
女性セブン
大谷翔平選手と妻・真美子さん
《チョビ髭の大谷翔平がハワイに》真美子さんの誕生日に訪れた「リゾートエリア」…不動産ブローカーのインスタにアップされた「短パン・サンダル姿」
NEWSポストセブン
日本にも「ディープステート」が存在すると指摘する佐藤優氏
佐藤優氏が明かす日本における「ディープステート」の存在 政治家でも官僚でもなく政府の意思決定に関わる人たち、自らもその一員として「北方領土二島返還案」に関与と告白
週刊ポスト
会社の事務所内で女性を刺したとして中国籍のリュウ・カ容疑者が逮捕された(右・千葉県警察HPより)
《いすみ市・同僚女性を社内で刺殺》中国籍のリュウ・カ容疑者が起こしていた“近隣刃物トラブル”「ナイフを手に私を見下ろして…」「窓のアルミシート、不気味だよね」
NEWSポストセブン
石原さとみ(プロフィール写真)
《ベビーカーを押す幸せシーンも》石原さとみのエリート夫が“1200億円MBO”ビジネス…外資系金融で上位1%に上り詰めた“華麗なる経歴”「年収は億超えか」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している(Instagram/時事通信フォト)
《大谷翔平のハワイ高級リゾート裁判が長期化》次回審理は来年2月のキャンプ中…原告側の要求が認められれば「ファミリーや家族との関係を暴露される」可能性も
NEWSポストセブン
神田沙也加さんはその短い生涯の幕を閉じた
《このタイミングで…》神田沙也加さん命日の直前に元恋人俳優がSNSで“ホストデビュー”を報告、松田聖子は「12月18日」を偲ぶ日に
NEWSポストセブン
高羽悟さんが向き合った「殺された妻の血痕の拭き取り」とは
「なんで自分が…」名古屋主婦殺人事件の遺族が「殺された妻の血痕」を拭き取り続けた年末年始の4日間…警察から「清掃業者も紹介してもらえず」の事情
(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
熱を帯びる「愛子天皇待望論」、オンライン署名は24才のお誕生日を節目に急増 過去に「愛子天皇は否定していない」と発言している高市早苗首相はどう動くのか 
女性セブン
「台湾有事」よりも先に「尖閣有事」が起きる可能性も(習近平氏/時事通信フォト)
《台湾有事より切迫》日中緊迫のなかで見逃せない「尖閣諸島」情勢 中国が台湾への軍事侵攻を考えるのであれば、「まず尖閣、そして南西諸島を制圧」の事態も視野
週刊ポスト