「理想の立ち位置は中川翔子さん」
──JPさんはモノマネのレパートリーがものすごく多いですよね。松本さん以外で注目してほしいモノマネはありますか?
JP:今は和牛・川西(賢志郎)さんのモノマネに力を入れています。僕がモノマネしているだけで本人とお会いしていない方はたくさんいるんですが、川西さんともまだお会いしたことが一度もなくて。でもこの前、Twitterで相互フォローになったんですね。なのでいつか会いたいと思っていて、川西さんのモノマネももっと磨こうと。世間的には漫才のイメージが強い方だとは思いますけど、今は冠番組でMCも務めているので、そうしたところの川西さんにフォーカスしたいですね。
多彩なレパートリーをもつ
──YouTubeでは人物モノマネの他に“音モノマネ”もやられています。そちらはいかがでしょうか?
JP:最近の新ネタがあるんですよ。海外のYouTuberで、ジャングルの中で原始的な道具を使って秘密基地のような家やプールを作る人たちがいるじゃないですか。あの音モノマネができるようになったので、ぜひ見てもらいたいですね。本家の動画は1億回ぐらい再生されていますが、見たことがある人には絶対に伝わると思います(笑)。
──将来的にはモノマネ芸人としてどのような立ち位置を手に入れたいですか?
JP:モノマネ芸人ではないですけど、今抱いているイメージで理想は中川翔子さんなんです。翔子さんはアニメの声優をやられたり、舞台や歌、ポケモンの番組もやったりしていますよね。つまり自分のいろいろな趣味をお仕事にされている。YouTubeでコラボさせていただいたことがあるんですが、やっぱりすごいなと思いました。僕自身は死ぬまでモノマネ芸人をやっていこうとは思っていますけど、立ち位置としては中川翔子さんのような活動が理想ですね。
【後編に続く】
◆取材・文/細田成嗣(HEW)、写真/山崎力夫
理想の立ち位置があるという
松本人志は「できれば近づきたいけど、近づきたくない人」
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音モノマネにも力を入れている