紙ゴミから固形燃料をつくる
個人情報を守るために封筒の名前の入った部分はシュレッダーにかける。封筒は資源ゴミになるけど細断した小さな紙をどうするか。ゴミ清掃員兼芸人のマシンガンズ・滝沢秀一さんが、「なんとこれで手作りの固形燃料ができるんです」と教えてくれた。
【用意するもの】
[A]紙パックに入れた廃油
[B]フライパン
[C]油の凝固剤
[D]シュレッダーの紙
たとえ固めたところで台所の廃油を捨てるのは後ろめたい。小さな紙だってそう。それが燃料にすると最後のひとしずく、小さな1枚まで使い切った喜びに変わる。
手のひらにひとすくいの細断した紙。量は油の凝固のじゃまにならない程度に。フライパンで廃油を80℃程度に熱した後、火を止め、凝固剤と紙を混ぜて紙パックの中で固める。
紙パックに流し込んで約1時間。せっけんのような固形燃料が完成。