スポーツ

阪神次期監督候補に落合博満氏急浮上 YouTubeや在阪テレビで“ラブコール”

阪神次期監督候補に落合博満氏?(時事通信フォト)

阪神次期監督候補に落合博満氏?(時事通信フォト)

 一時は勝率0割台にまで沈んだ阪神タイガースの“ダメ虎”ぶりに、開幕直後から夕刊紙には矢野燿大監督の「途中休養」の文字が躍った。開幕9連敗の後には藤原崇起オーナーが矢野監督の去就について「当然、シーズン終了まで采配を振るってもらう」と火消しに走る騒ぎとなったが、すでに具体的な後継候補の名前が飛び交っている。

「球団が更迭しなくても、矢野監督が自ら休養を申し出る可能性はまだある。正捕手を梅野(隆太郎)に固定せず、お気に入りの坂本(誠志郎)を併用するなど“矢野チルドレン”の重用でチーム内に不満が鬱積している。結果が出ないままだとチームが崩壊しかねない。途中休養なら平田勝男・二軍監督の昇格ではないか。平田体制を3年ほど続ければ、藤川球児、鳥谷敬、今岡真訪(誠)といった元人気選手を次期監督候補として育てられる」(在阪スポーツ紙デスク)

 選手として1985年の日本一を経験し、2005年は監督としてリーグ優勝を果たした岡田彰布氏の再任とみる声も根強くある。

「監督人事は親会社である阪急阪神ホールディングスの角和夫会長が首を縦に振らなければ決まらない。角会長は同じ早稲田大学出身の岡田氏と親しい。岡田氏なら同じく早大の後輩にあたる鳥谷をコーチとして招聘できるし、JFKの一角として岡田氏に抜擢された藤川も入閣を断わらないはずだ」(阪急阪神HD関係者)

 当然のように候補に挙がるのは阪神OBの名前ばかりである。

 阪神の球団史のなかで現役時代に在籍経験のない“外様監督”は、野村克也氏(1999~2001年)と星野仙一氏(2002~2003年)のみ。両氏のもとで主軸を打った広澤克実氏は「関西のファンは生え抜きと活きのいい若手が大好きなんですよ」と話す。

「次の監督は掛布雅之さんがいいんじゃないか。過去の金銭トラブルがネックと言われるが、一体いつの話なんだと。阪神のことをよく知っているし、ファンの人気も根強い。阪神が負けても人気があるのは、“生え抜き”と“若手”を大事にするからですよ」

 自身もヤクルト、巨人を経て阪神に移籍した広澤氏は、「(クラウンライターから移籍した)真弓(明信)も、(広島から移籍した)金本(知憲)も、(中日から移籍した)矢野も、一部からは“外様監督”扱いされるくらい。それほど生え抜き重視の文化がある」と強調した。

 ところが、である。今回の後継監督人事を巡って浮上しているのが、完全な“外様”である元中日監督・落合博満氏の名前なのだ。

関連記事

トピックス

真美子さんが完走した「母としてのシーズン」
《真美子さんの献身》「愛車で大谷翔平を送迎」奥様会でもお酒を断り…愛娘の子育てと夫のサポートを完遂した「母としての配慮」
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(クマの画像はサンプルです/2023年秋田県でクマに襲われ負傷した男性)
《コォーってすごい声を出して頭をかじってくる》住宅地に出没するツキノワグマの恐怖「顔面を集中的に狙う」「1日6人を無差別に襲撃」熊の“おとなしくて怖がり”説はすでに崩壊
NEWSポストセブン
「原点回帰」しつつある中川安奈・フリーアナ(本人のInstagramより)
《腰を突き出すトレーニング動画も…》中川安奈アナ、原点回帰の“けしからんインスタ投稿”で復活気配、NHK退社後の活躍のカギを握る“ラテン系のオープンなノリ”
NEWSポストセブン
11歳年上の交際相手に殺害されたとされるチャンタール・バダルさん(21)千葉県の工場でアルバイトをしていた
「肌が綺麗で、年齢より若く見える子」ホテルで交際相手の11歳年下ネパール留学生を殺害した浅香真美容疑者(32)は実家住みで夜勤アルバイト「元公務員の父と温厚な母と立派な家」
NEWSポストセブン
今年の”渋ハロ”はどうなるか──
《禁止だよ!迷惑ハロウィーン》有名ラッパー登場、過激コスプレ…昨年は渋谷で「乱痴気トラブル」も “渋ハロ”で起きていた「規制」と「ゆるみ」
NEWSポストセブン
アメリカ・オハイオ州のクリーブランドで5歳の少女が意識不明の状態で発見された(被害者の母親のFacebook /オハイオ州の街並みはサンプルです)
【全米が震撼】「髪の毛を抜かれ、口や陰部に棒を突っ込まれた」5歳の少女の母親が訴えた9歳と10歳の加害者による残虐な犯行、少年司法に対しオンライン署名が広がる
NEWSポストセブン
新恋人A氏と交際していることがわかった安達祐実
《新恋人発覚の安達祐実》沈黙の元夫・井戸田潤、現妻と「19歳娘」で3ショット…卒業式にも参加する“これからの家族の距離感”
NEWSポストセブン
キム・カーダシアン(45)(時事通信フォト)
《カニエ・ウェストの元妻の下着ブランド》直毛、縮れ毛など12種類…“ヘア付きTバックショーツ”を発売し即完売 日本円にして6300円
NEWSポストセブン
レフェリー時代の笹崎さん(共同通信社)
《人喰いグマの襲撃》犠牲となった元プロレスレフェリーの無念 襲ったクマの胃袋には「植物性のものはひとつもなく、人間を食べていたことが確認された」  
女性セブン
大谷と真美子夫人の出勤ルーティンとは
《真美子さんとの出勤ルーティン》大谷翔平が「10万円前後のセレブ向けベビーカー」を押して球場入りする理由【愛娘とともにリラックス】
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(秋田県上小阿仁村の住居で発見されたクマのおぞましい足跡「全自動さじなげ委員会」提供/PIXTA)
「飼い犬もズタズタに」「車に爪あとがベタベタと…」空腹グマがまたも殺人、遺体から浮かび上がった“激しい殺意”と数日前の“事故の前兆”《岩手県・クマ被害》
NEWSポストセブン
「秋の園遊会」でペールブルーを選ばれた皇后雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA)
《洋装スタイルで魅せた》皇后雅子さま、秋の園遊会でペールブルーのセットアップをお召しに 寒色でもくすみカラーで秋らしさを感じさせるコーデ
NEWSポストセブン