「おれにとっては実刑5年と同じ」
日本学生野球協会の規定では、元プロ野球選手はたとえわが子であっても、協会加盟の高校生以上に野球を教えることができない。昨年4月に清原の長男は大学の野球部に、次男は高校の野球部にそれぞれ入部した。
「この規定には例外がある。それは元プロが講習を受け『学生野球資格』を取得することです。そうすれば元プロがアマチュアを指導できる。清原さんは、息子に野球を教えたいがために昨年2月に資格を取得したのですが、落とし穴があった。日本学生野球協会のガイドラインには、“執行猶予の期間経過後5年”を経過しなければ指導できないとあったのです。
清原さんの執行猶予が明けたのは2020年6月なので、2025年6月までは指導不可。これを知った彼は“息子に野球を教えられないなら、おれにとっては実刑5年と同じこと”と愕然としたそうです」(清原の知人)
離婚後、清原が薬物に深く手を出していったのは、息子たちに会えなくなった寂しさからともいわれている。再び“家族の時間”が奪われる──そう危惧したのは、亜希も同じだった。
「息子さんとの関係性が変化することで、清原さんがまたダークサイドに落ちるような事態は絶対に避けたいと考えました。逮捕時は自身はもちろん、息子たちにも心ない声があった。もう同じ思いはさせたくないのでしょう。これは家族の問題、そう考えた亜希さんは、早い段階で清原さんを支えることを覚悟していたようです」(前出・亜希の知人)
清原と息子たちとの野球の絆が断たれると、亜希はいっそう清原を気にかけるようになった。昨年5月頃、清原は亜希と子供たちが住むマンションの近くに引っ越した。そして、清原が亜希の自宅を訪れるようにもなったという。一方で、亜希の選択には、心配の声も上がっている。亜希を古くから知る別の知人が言う。
「現在の彼女はモデル業だけでなく、アパレルブランドを手掛けるなど、実業家の顔も持っています。清原さんの逮捕後すぐにモデル名を清原亜希から亜希に改名。それまでいつも彼女に付きまとっていた“清原ブランド”からの脱却を目指していました。
壮絶な離婚劇を経て、シングルマザーとして奮闘した彼女を応援してきた人たちの間では、再び清原さんとかかわることに違和感を覚えている人もいます。彼女のビジネスに大きな逆風が吹くのではないか、そんな心配の声まで上がっているようです」