2日目が始まる前は緊張した面持ちだったエンリケ
「365日休まず働きたいと思います」
──今回の営業で改めて感じたことなどは?
エンリケ:改めて私にはキャバクラの仕事しかない。この仕事を誠心誠意やって、お客様に返金していこうと思いました。今回の営業でそれに気づかされて目が覚めたという感じです。本当に皆様には感謝しかありません!
──今日で群馬県での営業は終わりますが、(翌日は三重県での営業なので)そのまま三重に向かうのですか?
エンリケ:今日はいったん東京へ戻り、荷物をまとめて鈴鹿に向かいます。11月1日から働かせていただく「アールズカフェ」ではかつての私がそうしてきたように、年間365日休まず働きたいと思います。
2日間の営業終了後、改めて根岸社長に目標達成できたか問うと「2日間でシャンパン120本ものオーダーをいただき、目標の1000万円を大きく超えて達成しました」という。伝説のキャバクラ嬢だったエンリケが古巣・名古屋のキャバクラに戻ると聞いて、東海エリアのキャバクラ情報サイト「ポケパラ」の担当者も「エンリケさんにまた名古屋・錦の夜を盛り上げてほしいです」と歓迎している。
過ちを認め、迷惑をかけた顧客のためにこれから年間365日働くと宣言したエンリケ。再出発の先に彼女の笑顔は見られるか──。
■取材・文/河合桃子(ライター)