皇室ゆかりの紅葉はほかにも
●仁和寺(京都)
(写真/アフロ)
光孝天皇の願いで仁和2(886)年に建立されたという歴史のある寺院で、世界遺産の1つ。明治時代まで皇族が住職を務めるなど皇室との縁が深い。1999年11月には上皇ご夫妻が訪問され、紅葉を楽しまれた。
住所:京都府京都市右京区御室大内33
見頃:11月上旬〜12月中旬
●新宿御苑(東京)
(写真/アフロ)
明治維新後に宮内省(現在の宮内庁)の御料地(皇室の所要地)となった新宿御苑は、1906年には皇室庭園となり、いまでは一般に公開されている。雅子さまや愛子さまも学習院幼稚園の遠足などで訪れたことがある。
住所:東京都新宿区内藤町11
見頃:11月中旬〜12月中旬
●雲龍院(京都)
(写真/アフロ)
「悟りの窓」と呼ばれる丸窓が有名な雲龍院は、庭園を囲んだ各書院から座って紅葉が楽しめる。1372年に後光厳天皇の勅願で創建され、南北朝時代の天皇が奉られた菩提寺でもある。
住所:京都府京都市東山区泉涌寺山内町36
見頃:11月中旬〜12月上旬
●大覚寺(京都)
(写真/アフロ)
876年に離宮から寺となった大覚寺は、後嵯峨上皇、亀山天皇など天皇や上皇が住職を務めたことがあり、高円宮妃久子さまが何度も訪問されている。京都屈指の紅葉の名所としても知られ、広大な池やお堂のまわりを彩るモミジは必見。
住所:京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
見頃:11月下旬〜12月上旬
●塩原渓谷・回顧の滝(栃木)
(写真/アフロ)
皇室の別荘「塩原御用邸」が置かれた地でもある那須塩原。塩原御用邸は1946年に廃止されたが、那須塩原にはいまも皇族方がご静養で訪れている。「回顧の吊橋」と呼ばれる吊橋を渡ると、ダイナミックな滝と色鮮やかな紅葉が一望できる。
住所:栃木県那須塩原市関谷字西山国有林
見頃:10月下旬〜11月中旬
※女性セブン2022年11月24日号




