芸能

松田聖子、イベントで嗚咽 メンタル的に不安定で「紅白はまだ無理」の心境か

松田聖子

「会いたい」の言葉も発した松田聖子

「沙也加に会いたい……」。あまりにもストレートな言葉だった。約500人のファンを前に、嗚咽しながらそう絞り出し、松田聖子(60才)はステージの中央で小さくうずくまった。11月12日、聖子が初めて監督を務めた映画『フォークロア2:あの風が吹いた日』の上映イベントが行われ、トークショーに聖子が登壇した。

「トークショーの終盤、昨年12月に急死した娘の神田沙也加さん(享年35)への思いがあふれてしまったようです。泣き崩れてしまった聖子さん。ファンの1人が拍手を始めると、それが会場全体に広がり、スタンディングオベーションになった。聖子さんは拍手に支えられるようにして立ち上がり、『こんなに来てくれてありがとう』と感謝の言葉を述べていました」(イベントに参加したファン)

 同作は今後、国内外で上映予定だという。

「聖子さんはまずはファンクラブのメンバーに見てほしいと思ったようです。入場の際には厳しい本人確認が行われ、開始が15分遅れたほどでした」(芸能関係者)

 映画はラブストーリー仕立てのホラー。主人公の女子高生・ミカは年上の歌手・KENと出会い、恋心を抱くが──。

「撮影が行われたのは、昨年5月頃だったそうです。当時はまさかこんな状況になっているなんて想像すらしていなかったのでしょう。作中、主人公のミカが亡くなり、魂がKENのステージに現れるシーンがあるんです。聖子さんはトークショーでそのシーンについて触れながら、『天国ってこういうところ(思いを寄せる人のそば)じゃないのかな』と話していました」(前出・イベントに参加したファン)

 沙也加さんの死から間もなく1年を迎える。

「何かをやっていないと、つぶれてしまいそうで、心が折れてしまいそうで……」

 トークショーで、聖子は現在の心中をそう吐露していた。一方で、聖子は11月に沙也加さんの遺骨と離れる決意をしていた。

「遺骨は四十九日法要の後も納骨されず、聖子さんの手元に置かれていました。聖子さんは部屋に祭壇をつくり、まるで沙也加さんがそこにいるようにして、遺骨に話しかけていました。しかし、12月18日で一周忌を迎える。このまま自宅で一緒にいるよりも、ゆっくりと眠った方がいいと考えたようです。11月中に聖子さんの実家の菩提寺である、福岡県内のお寺に納骨するようです」(聖子を知る人)

 12月には、毎年恒例のクリスマスディナーショーも開催される。

「ディナーショーは1席5万円以上しますが、コンサートと違って聖子さんとの距離感が近い。今年はなんとしてでも参加して、間近で聖子さんを励ましたいと思っています」(20年来のファン)

関連記事

トピックス

元交際相手の白井秀征容疑者(本人SNS)のストーカーに悩まされていた岡崎彩咲陽さん(親族提供)
《川崎・ストーカー殺人》「悔しくて寝られない夜が何度も…」岡崎彩咲陽さんの兄弟が被告の厳罰求める“追悼ライブ”に500人が集結、兄は「俺の自慢の妹だな!愛してる」と涙
NEWSポストセブン
グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカル
【ニコラス・ケイジと共演も】「目標は二階堂ふみ、沢尻エリカ」グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカルの「すべてをさらけ出す覚悟」
週刊ポスト
阪神・藤川球児監督と、ヘッドコーチに就任した和田豊・元監督(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督 和田豊・元監督が「18歳年上のヘッドコーチ」就任の思惑と不安 几帳面さ、忠実さに評価の声も「何かあった時に責任を取る身代わりでは」の指摘も
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン
赤穂市民病院が公式に「医療過誤」だと認めている手術は一件のみ(写真/イメージマート)
「階段に突き落とされた」「試験の邪魔をされた」 漫画『脳外科医 竹田くん』のモデルになった赤穂市民病院医療過誤騒動に関係した執刀医と上司の医師の間で繰り広げられた“泥沼告訴合戦”
NEWSポストセブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
2025年はMLBのワールドシリーズで優勝。WBCでも優勝して、真の“世界一”を目指す(写真/AFLO)
《WBCで大谷翔平の二刀流の可能性は?》元祖WBC戦士・宮本慎也氏が展望「球数を制限しつつマウンドに立ってくれる」、連覇の可能性は50%
女性セブン
「名球会ONK座談会」の印象的なやりとりを振り返る
〈2025年追悼・長嶋茂雄さん 〉「ONK(王・長嶋・金田)座談会」を再録 日本中を明るく照らした“ミスターの言葉”、監督就任中も本音を隠さなかった「野球への熱い想い」
週刊ポスト
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン