元広島の監督で、ソフトバンクのヘッドコーチの経験がある達川光男氏は、今回のメンバー選考についてこう評する。
「田中の力が衰えているのは事実だが、投手陣の精神的支柱として選んでも良かったと思うね。あとは、巨人・高梨雄平(30)やソフトバンク・嘉弥真新也(33)といった変則的なサウスポーも入れるべきだった。リリーフ陣に懸念が残るね」
なお今回のWBCでは1次リーグ後と準々決勝後に投手のみそれぞれ2人ずつの入れ替えが可能なため、マー君の“追加招集”の可能性もまだ残されている。
日本代表が勝ち進んでいけば、もう一波乱起きるかもしれない。
※週刊ポスト2023年2月3日号