同じホテルを後にする判沢氏

神田うのと同じホテルを後にする半沢氏。同時には出てきていない

 絵にかいたようなセレブライフを送っていたが、夫婦仲は安定したものではなかったようだ。

「お互いに自己主張をしっかりされますから、結婚当初から衝突が絶えなかったみたいです。人前でうのさんと西村さんがけんかを始めてしまうことも少なくなかったようです」(前出・芸能関係者)

 結婚翌年の2008年2月には西村氏がクラブホステスと北海道の温泉を訪れ、混浴を楽しんだと報じられた。一方、うのも同時期にパリで年商20億円のセレブ社長と密会したと報じられ、新婚夫婦の行く末が心配された。2009年8月、うのは突然、ブログにこんな文章を載せた。

《今夜も皆様が心穏やかに過ごせます事を願っております。それはなぜなら只今UNOはDaringに携帯電話を折られたからです。今回が初めてではありません。過去にも何回か折られました》

 携帯を折られたうのは自宅から車で10分の距離にある実家に籠城した様子までブログで“実況中継”した。その後も話題には事欠かなかったふたりに、2011年10月、長女が誕生した。

「教育熱心なうのさんは出産してから子育てにかかりきりになり、娘を名門インターナショナルスクールに通わせ、バレエやバイオリンの英才教育を施しました。一方で西村さんとの関係は相も変わらず、彼女は“行ったり来たり婚”“別居はライフスタイル”と公言し、夫婦げんかをするたび娘を連れて実家に帰っていましたね」(前出・芸能関係者)

 けんか、別居、歩み寄りを繰り返したうのと西村氏。だが2020年11月、夫婦を激震が襲う。西村氏が脳梗塞で倒れて緊急入院したのだ。このとき、うのは実家に帰っており、急な体調不良に見舞われた西村氏は自ら救急車を呼んだ。約1か月半の入院生活を経て退院したが、左半身の温痛覚に後遺症が残り、痛みや温度を感じなくなり、週3日の通院とリハビリに励んだ。そんな夫を支えたのは妻だった。

「入院したのはちょうどコロナの時期でしたが、うのさんは定期的にPCR検査を受けて陰性を証明し、病院の許可を得て西村さんを世話していました。病院を訪れる際は手作りのお弁当やフルーツを持参して、甲斐甲斐しく看病していましたよ」(前出・うのの知人)

 退院からおよそ2年、西村氏は飲酒や趣味のゴルフを楽しむまで回復したが、すべて元通りとはならなかった。今年1月4日のインスタグラムでうのはこう報告している。

《うちのパパさんは脳梗塞の後遺症の目眩がある為お船には乗れません》 

 他方で夫の看病は、うのの身にも重くのしかかっていた。

「SNSではセレブ生活をアップし続けたものの、実は慣れない介護生活の心労はかなりのもので、うのさんは一時体調を崩して入院しました。退院してからも西村さんを介護する毎日が続き、いつもは華やかでみんなに笑顔を振りまいていた彼女が、少し疲れていたような印象を受けました」(前出・うのの知人)

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