神田うのと半沢氏はパーティーで知り合ったという

神田うのと半沢氏はパーティーで知り合ったという(写真はホテルを後にする神田うの)

龍之介は1000倍にできます

 このとき、心身ともに疲弊したうのの前に現れたのがの半沢氏だ。うのと半沢氏が出会ったのは西村氏の介護が少し落ち着きを見せた2021年春頃だった。

「最初は知人を介して、芸能人が多く出席するパーティーで顔を合わせたそうです。友人のデヴィ夫人(83才)と半沢さんが親しかった関係で、うのさんと半沢さんもすぐに打ち解けたみたい。当時、うのさんは夫の介護があって食事会などはなるべく控えていたようですが、明るく聞き上手な半沢さんに胸の内を吐露するうちにどんどん心を開いていったようです」(別のうのの知人)

 半沢氏は中国の武漢市生まれ。武漢大学を卒業後、21才で来日して足利工業大学大学院で工学修士号を取得した。その後、日本でビジネスを開始し、2014年に広告代理店を創業して年商40億円を達成したとされる。2018年にはインターネット広告やゲーム運営などを手がける会社を創業し、同社が仕掛けたアプリやゲームの累積課金は5000億円を突破したといわれる。

「この半沢という名は、大好きなドラマ『半沢直樹』と、作家・芥川龍之介がもとになったといわれます。私生活では茨城県の和菓子店の子女と結婚するも離婚し、その後、日本に住む年下の中国人歌手と再婚したと聞いています」(半沢氏の知人)

 実業家として華々しい業績を誇る一方で、こんな評判もある。

「目立ちたがりなのか、事業の宣伝のためか不明ですが、半沢さんはスポットライトを浴びることが大好き。ラジオやテレビの露出が多く、ファッションショー『東京ガールズコレクション』のステージに登壇したこともあり、ついには歌手としてCDデビューしたほどです。

 仮想通貨などを用いた投資プロジェクトを運営し、その会員集めのイベントでは、『半沢直樹』のキメぜりふを捩って“直樹は倍返しですが、龍之介は1000倍にできます”と豪語していた。著名人に取り入り、知名度を利用してビジネスを拡大するのが彼のやり方です」(経済ジャーナリスト)

 2021年、半沢氏は中国製電動アシスト自転車「HONBIKE」の販売を開始した。そのアンバサダーを務めたのがデヴィ夫人だった。そして前述の通り、共通の知人であるデヴィ夫人を介して半沢氏との親交を深めたのが、うのだった。

 夫が脳梗塞で倒れてから約1年後の2021年11月、うのは半沢氏が「HANSUKE」というアーティスト名で歌うCDデビュー曲『胸キュンBIKE』のコーラスに、デヴィ夫人とともに参加した。

「以降、うのさんは半沢さんがパーソナリティーを務めるラジオ番組にゲスト出演したり、12月に開催された半沢さんのCD発売記念イベントにも駆けつけてお祝いをしたりしました」(前出・別のうのの知人)

 2022年に入ると2人の距離はさらに接近した。

「うのさんは年明けにあった半沢さんの“生誕祭”や、2月のディナーショーに参加。プライベートでも交流を深めました。最初は仲のいい友人のひとりでしたが、徐々に2人の距離は縮まっていった。一方の西村さんは脳梗塞からずいぶん回復し、家を空ける時間が増えた。うのさんに再び自由な時間が戻ってきたようでした」(前出・別のうのの知人)

 この頃にはうののブログにも度々、半沢氏の名前が登場。1月6日に行われた半沢氏の“生誕祭”の様子をうのはこう記している。

《雪の中にもかかわらず200人もの方々が集まり半沢社長さんの人望の厚さとお人柄の素晴らしさを感じました》 

 昨年3月、うのはカリスマトレーナー・AYAとともにオンライン・フィットネス事業へ参入することを発表した。この頃にはうのと半沢氏の蜜月は、周囲でも話題になっていたという。

「実は、このオンライン・フィットネス事業は、コロナ禍のビジネスチャンスを見据えた半沢氏の提案でした。半沢氏が出資し、うのさんを社長にしたいという計画でしたが、さすがに社長は辞退したうのさんが『ブランド・アンバサダー』に就任。うのさんは自身の知人らを、事あるごとに半沢氏に紹介していましたね。

 半沢氏は毎月、うのさんに超高額なブランドバッグをプレゼントしていたりと、周囲には、うのさんとの親密さを誇らしげに語っていました」(前出・半沢氏の知人)

 そして、昨年の夏には、うのと半沢氏がビジネスホテルで、人目を忍んで会う姿が頻繁に目撃されることになった。

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