浜田雅功は松本の引退を「ない」と発言
引退撤回をした明石家さんま
島田紳助や上岡龍太郎のように早期の引退を決意する芸人がいる一方で、引退宣言を翻す芸人もいる。かつて「60歳で引退したい」と話していたものの、67歳になる現在まで現役を続けているのが明石家さんまだ。
「さんまさんは、人とのつながりを重視して仕事をするタイプだと言われています。つまり、自分から仕事を選ぶタイプではなく、オファーを受けたら基本的に受けるというタイプ。最近は主に古くから付き合いのあるスタッフからのオファーが中心のようで、人間関係に重きを置くがゆえに仕事を断ることはせず、引退もしていないという状況なのかもしれません」
現役続行を選択したさんまと松本との共通点も少なくない。
「松本さんについても、近い状況はあるでしょうね。どこかできっぱり区切りをつけない限り、仕事のオファーは途切れないでしょうし、人間関係を重視したならば、松本さんもなかなかオファーを断れない。また、人気も実力もある芸人はたくさんいますが、松本さんに代わるほどのカリスマ性がある芸人がいないというのも事実。まだまだ松本さんに頼りたいスタッフが多いというのが、現状なんですよね。
もしも本当に引退するのであれば、数年かけて周囲を説得し、状況を整えてからになるはずです。それが“早ければもう2年や。遅くても5年かな”という発言につながってくるのだと思われますが、そこまでの間にいろいろと変化もあるでしょうし、さんまさんのように結局事実上の“引退撤回”となるかもしれない。いずれにしろ現時点での引退説は、必ずしも具体的なものではないと思いますね」
お笑い界のトップに立ち、強大な影響力を持つ松本人志。あっさりと引退するのは、簡単ではなさそうだ。