東急電鉄の元住吉検車区で実施されたSDGsトレイン報道公開の様子
環境や女性の社会進出etc……その理念は、私たちにとってマイナスではない。企業がSDGsの取り組みを加速させることで、私たちの暮らしが向上・改善することはあるだろう。しかし、それを実感する機会は少なく、メリットを享受できている人は多くない。
東急の広報担当者は「SDGsトレインは相互乗り入れをしている他社線も走るので、目にする機会は多いと思います。また、今後は賛同する鉄道事業者を増やすとともに、運行本数を増やしていきたい。東急線利用者だけではなく、他社線利用者にもSDGsの取り組みを知ってもらい、その理念が広がっていければと考えています」と今後の展望を語った。
東京圏の東急と大阪圏の阪急で走るSDGsトレインは、鉄道会社の垣根を越えた取り組みだが、さらなる普及・拡大、そして何よりも実感させることはできるのか。
