芸能

元欅坂46のフジ原田葵アナ“めざまし最速デビュー”のウラに「急激な人材不足」の指摘 元アイドルの肩書きを押し出し

原田葵アナがめざまし(写真は原田葵アナのインスタグラムより)

原田葵アナが『めざまし』デビュー。通常、司会や進行役を任されるようになるのは、7~9月の大型特番から(写真は原田葵アナのインスタグラムより)

 今春、フジテレビに入社した新人アナウンサー・原田葵アナ(23)の動向に注目が集まっている。6月19日、『めざましテレビ』に“番組史上最速デビュー”を果たすと、6月21日には同局内で行なわれた開局65周年イベント『お台場冒険王2023 SUMMER SPLASH!』記者会見で、司会を担当した。フジテレビ局員が語る。

「これまでも入社から3か月も経たないうちにアナウンサーが地上波デビューすることはありましたが、その多くはバラエティ番組に“ゲスト”として出演するパターンでした。そんななかで、原田アナは地上波番組での初出演が『めざまし』でのリポーターだった。また、うちのアナウンサーが司会や進行役を任されるようになるのは、7~9月の間に放送される大型特番からですが、原田アナは6月に司会デビューも果たした。局内では『すぐにエースとして育てる気マンマンだな~』という声が上がっています」

フジは退社、産休でカツカツ

 その背景には原田アナの特殊な経歴がある。国民的アイドルグループ・櫻坂46の元メンバーとして活動しており、6月19日の放送ではその経歴を自ら紹介した。VTR内では同グループのデビュー曲『サイレントマジョリティー」』のダンスを披露した。

「番組サイドも元アイドルの肩書きをためらうことなく押し出している。本人もそれを嫌がることなく、堂々としているのでとても新人には見えませんね。ほかの女子アナの新人時代と比較すると圧倒的にテレビ慣れしているし、バラエティ番組を担当するスタッフは『うちの番組でも早く彼女を使いたい』とみんな話していますよ」(前出・フジテレビ局員)

 早くも大物感溢れる原田アナ。女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏は原田アナの大抜擢にはフジテレビの厳しい“懐事情”が影響しているのではないかと見る。

「今回のデビューが異例であることは間違いなく、私も『もう出演するの?』とビックリしました。期待の大きさは相当なものでしょう。一方で、早期起用はフジテレビ局内の人材不足の面が大きいと思います。フジは、三田友梨佳アナ(36)と久慈暁子アナ(28)の退社や山崎夕貴アナ(35)の産休など、中堅どころのエース級が次々と抜けている。

 若手アナたちの成長と知名度アップが急務とされるなかで、即戦力として原田葵アナを推していこうという思惑があるのではないでしょうか。ネット上には『近年のアナウンサーは“元タレント”や“元アイドル”という肩書きばかりだ』という声もありますが、フジはもうそこは完全に割り切るつもりなのでしょう」

 原田アナがフジの顔となる日も近そうだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

元交際相手の白井秀征容疑者(本人SNS)のストーカーに悩まされていた岡崎彩咲陽さん(親族提供)
《川崎・ストーカー殺人》「悔しくて寝られない夜が何度も…」岡崎彩咲陽さんの兄弟が被告の厳罰求める“追悼ライブ”に500人が集結、兄は「俺の自慢の妹だな!愛してる」と涙
NEWSポストセブン
グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカル
【ニコラス・ケイジと共演も】「目標は二階堂ふみ、沢尻エリカ」グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカルの「すべてをさらけ出す覚悟」
週刊ポスト
阪神・藤川球児監督と、ヘッドコーチに就任した和田豊・元監督(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督 和田豊・元監督が「18歳年上のヘッドコーチ」就任の思惑と不安 几帳面さ、忠実さに評価の声も「何かあった時に責任を取る身代わりでは」の指摘も
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン
赤穂市民病院が公式に「医療過誤」だと認めている手術は一件のみ(写真/イメージマート)
「階段に突き落とされた」「試験の邪魔をされた」 漫画『脳外科医 竹田くん』のモデルになった赤穂市民病院医療過誤騒動に関係した執刀医と上司の医師の間で繰り広げられた“泥沼告訴合戦”
NEWSポストセブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
2025年はMLBのワールドシリーズで優勝。WBCでも優勝して、真の“世界一”を目指す(写真/AFLO)
《WBCで大谷翔平の二刀流の可能性は?》元祖WBC戦士・宮本慎也氏が展望「球数を制限しつつマウンドに立ってくれる」、連覇の可能性は50%
女性セブン
「名球会ONK座談会」の印象的なやりとりを振り返る
〈2025年追悼・長嶋茂雄さん 〉「ONK(王・長嶋・金田)座談会」を再録 日本中を明るく照らした“ミスターの言葉”、監督就任中も本音を隠さなかった「野球への熱い想い」
週刊ポスト
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン