チーププロデューサーの島本亮

番組立ち上げの経緯について語ってくれた、チーププロデューサーの島本亮氏

 番組公式Twitterでは、「TVer注意報」の他にも放送中、リアルタイムに調査の詳細をつぶやくなど、SNSを精力的に駆使している。

「東大卒で職人気質のある温井(精一)というディレクターがリアルタイムで放送に合わせてつぶやいてくれてます。SNSを見てくださっている方はきっと番組のことを好きでいてくださる方々だと思うので、放送の内容を詳しく出してもいいかなと思ってます。

 最近、僕たちがよく話しているのは、番組ファンをいかに作るか。それが視聴率とは別軸で大事なんじゃないかということです。ロッチの中岡さんのように、この番組に出演していなくても、『おもしろいうえに終わり方素敵!!』みたいにツイートしてくださるような人たちを大事に増やしていきたい、と日々話しています」

後編に続く

【プロフィール】
島本亮(しまもと・りょう)/『私のばかせまい史』チーフプロデューサー。1998年テレビ東京に入社ののち、2006年にはフジテレビ入社。『ネプリーグ』、『クイズ!ソモサン・セッパ!』、『バイキング』、『直撃!シンソウ坂上』などの演出を手掛けた。

◆取材・文 てれびのスキマ/1978年生まれ。ライター。戸部田誠の名義での著書に『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『タモリ学』(イーストプレス)、『芸能界誕生』(新潮新書)、『史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記1980-1989』(双葉社)など。

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