鮫島法律事務所の鮫島千尋弁護士が解説する。
「離婚調停であれば半年、そこから離婚裁判ともなれば年単位の時間がかかることも珍しくありません。その場合、子供さんへの影響を考えて、話し合いでの早期解決をはかるケースもある。また、争点を増やさないために慰謝料や財産分与など名目を細分化せず、解決金という形で金銭を支払うケースも増えています。その場合、財産分与の対象となる不動産の評価額なども、解決金に含まれることになります」
ジュン氏は婿養子として広末家に入り、自宅や土地の名義は広末のもの。ボランティア的な仕事が多く経済的にも広末を頼っていたが、結婚後に購入した自宅は坪単価250万円ともされる一等地に建つ。そのため、解決金は数千万円を下らないだろうとの見方もある。
現状、広末の芸能活動復帰のメドは立たない。しかしスポンサーへの違約金や財産分与があっても、スター女優の彼女には蓄えもあり、当座のお金に困ることはなさそうだ。
※女性セブン2023年8月10日号