芸能

【女性アナ大学時代の晴れ姿・1997~2009】田中みな実、江藤愛、馬場典子、石井希和ほか、華やかな“ブーム”最後の世代

(左から)田中みな実と江藤愛の晴れ着姿

(左から)田中みな実アナと江藤愛アナの晴れ着姿

 1980年代のフジテレビ「花の3人娘」から端を発した“女性アナブーム”。そのピークが田中みな実や加藤綾子の世代だ。女性アナ評論家の丸山大次郎氏は彼女たちをスター揃いの世代と語る。

「逸材が勢揃いの世代です。TBSでは青木裕子、田中みな実が台頭しました。そんな田中は大学の先輩である小川彩佳に憧れてアナを志望したそうです」(丸山氏)

 田中みな実とは対照的に、同期の江藤愛は局に残り、バラエティから報道まで幅広く活躍する。

「実は元々江藤も田中も元・準ミス青学で経歴は変わりないんです。田中がぶりっ子キャラでアイドル的人気を誇る一方で、江藤は番組を欠席するアナの代打で結果を残し、縁の下の力持ちとして躍進しました」(同)

 1997年に早稲田大学を卒業し、『ZIP!』『ザ!世界仰天ニュース』などを担当した元・日本テレビの馬場典子(49)は、大学時代についてこう話す。

「指定校推薦で入学したので、母校の後輩に迷惑をかけないことで頭がいっぱいでした。講義は真面目に出席していましたし、大学生らしい遊びはあまりできなかったんです。ある苦手な講義があって、友人から『良いノートのコピーがあるよ』と言われて、そのコピーをもらったら、限りなくインクが薄くなった私のノートのコピーで『そんなことあるかい!』って突っ込んだことも良い思い出ですね(笑)」

 一方、2000年にフェリス大学を卒業し、『やじうまプラス』などを担当した元・テレビ朝日の石井希和(46)は、大学時代の思い出をこう語る。

「大学では言語学を専攻していて、卒論は『落語のマクラ』について書きました。貸与型の奨学金で通っていたので、サークルには入らずアルバイトと大学の講義ばかりの地味な学生でした。アルバイトは塾の講師とファッションデザイナーの中野裕通さんのもとでフィッティングモデルをしていました。当時の自分に一言伝えられるなら『全ては自分次第! 案ずるより産むが易し!」

(文中敬称略)

写真/ロケットパンチ

※週刊ポスト2024年3月8・15日号

関連記事

トピックス

オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
黒島結菜(事務所HPより)
《いまだ続く朝ドラの影響》黒島結菜、3年ぶりドラマ復帰 苦境に立たされる今、求められる『ちむどんどん』のイメージ払拭と演技の課題 
NEWSポストセブン
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン
公職上の不正行為および別の刑務所へ非合法の薬物を持ち込んだ罪で有罪評決を受けたイザベル・デール被告(23)(Facebookより)
「私だけを欲しがってるの知ってる」「ammaazzzeeeingggggg」英・囚人2名と“コッソリ関係”した美人刑務官(23)が有罪、監獄で繰り広げられた“愛憎劇”【全英がザワついた事件に決着】
NEWSポストセブン
立花孝志容疑者(左)と斎藤元彦・兵庫県知事(写真/共同通信社)
【N党党首・立花孝志容疑者が逮捕】斎藤元彦・兵庫県知事“2馬力選挙”の責任の行方は? PR会社は嫌疑不十分で不起訴 「県議会が追及に動くのは難しい」の見方も
週刊ポスト
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
一般女性との不倫が報じられた中村芝翫
《芝翫と愛人の半同棲にモヤモヤ》中村橋之助、婚約発表のウラで周囲に相談していた「父の不倫状況」…関係者が明かした「現在」とは
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
NEWSポストセブン