ライフ

昭和を代表する「不適切発言」にまつわるクイズ【政治家編&芸能界編】

「チョメチョメ」や昭和のスターや歌謡曲のオマージュなど小ネタが
いっぱいのドラマ『不適切にもほどがある!』に大ハマり中です!(番組のインスタグラムより)

「チョメチョメ」や昭和のスターや歌謡曲のオマージュなど小ネタが いっぱいのドラマ『不適切にもほどがある!』に大ハマり中です!(番組のインスタグラムより)

 賢者は歴史に学ぶものである。歴史を学ばないものは、それを繰り返す運命にある。コラムニストの石原壮一郎氏が考察した。

 * * *
 あの人気ドラマのせいで若い人たちにもバレてしまいましたが、昭和の時代には「不適切」があふれていました。ただ、令和の基準で見ると立派なセクハラ発言やパワハラ発言でも、当時は問題視されていなかったものがほとんどです。ま、大半の人が無自覚にスルーしていたところが、もっとも不適切なんですけど。

 そんな昭和の時代でも、押しも押されもせぬ「不適切」はたくさんあります。昭和を代表する「不適切発言」にまつわるクイズ(政治家編&芸能界編)に挑戦して、自分の“血中昭和濃度”がどれだけ濃いかをチェックしてみましょう。平成生まれの方も、昭和への理解を深めたりあらためて呆れたりするために、ぜひやってみてください。

●政治家編

【問題】次の1~4の不適切発言をしたのは誰か。ア~エの4人(肩書は発言当時)から選びなさい。

1「中小企業の5人や10人の破産、自殺はやむを得ない。子孫を残そうとする利他の要素です」

2「無礼なこと言うな。バカヤロー!」

3「熊本県では、申請すれば水俣病患者になってカネがもらえるから、そのうちに県民全部が水俣病患者になる。私も熊本県に住んで水俣病患者になりたい」

4「ヒロポンは戦前は薬局で売っており、ぼくらの学生時代には試験の前などによく飲んでいた。気持ちがいいし、能率が上がる」

 

ア.吉田茂(内閣総理大臣)

イ.世耕政隆(自治大臣・国家公安委員長)

ウ.池田勇人(通産大臣)

エ.森下泰(参議院議員)

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン