芸能

30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」

30年来の親友、ヒロミが語るノリさんとは

30年来の親友、ヒロミが語るノリさんとは

 芸能界の第一線で40年以上にわたって活躍を続ける「とんねるず」の“ノリさん”こと木梨憲武(62才)。2024年は、フジテレビ系ドラマ『春になったら』に主演したほか、初の本格自伝『みなさんのおかげです 木梨憲武自伝』を上梓するなど、幅広い活躍を見せている。木梨と仲が良い著名人たちが、“ノリさんの素顔”を語る。今回はヒロミ(59才)に話をきいた。

「とんねるず」の結成から数年後の1986年、ヒロミをリーダーとしたコントグループ「B21スペシャル」が誕生した。当時は「とんねるず」をはじめ、「ダウンタウン」や「ウッチャンナンチャン」らと肩を並べてテレビ番組を賑わせており、ノリさんと共演する機会も多かった。

「『とんねるず』と俺たちは番組の担当プロデューサーが同じだったこともあって、ノリちゃんたちの収録現場に俺はよく顔を出していたんだよね。出会いは20代初めだったかな。ノリちゃんの第一印象はね、意外とそっけなかったんだよ」(ヒロミ・以下同)

ノリちゃんは台風の目

「B21スペシャル」がデビューしたときには、すでに「とんねるず」は“売れっ子”で、1985年には『とんねるずのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)、1987年には『ねるとん紅鯨団』(フジテレビ系)に出演していた。

「1986年に開催された『とんねるず』の武道館ライブのとき、俺も楽屋にいたんだけど、ノリちゃんは本番ぎりぎりまでいつものテンションではしゃいでいるんだよね。俺は、これからライブなのにそんな感じで大丈夫?って思って、“緊張しないの?”って聞いたら、“しないよ。じゃあ、行ってくる”って、買い物にでも行くかのような気軽さでステージへと向かったの。驚いたね」

 ヒロミが目にするのは仕事中のノリさんだけではない。プライベートでも、食事やゴルフ、競馬とよく一緒に遊んできた。公私のノリさんを見て思うのは、仕事も遊びも全力で、とことん極める男だということ。発想や行動のスケールが大きく、どんなときもまったく緊張しない、度胸のよさも並外れているという。

「ノリちゃんは不思議な人でさ、何かしようとすると自然と“協力したい”っていう人たちが集まってくるの。フミ(歌手・藤井フミヤ)はノリちゃんのことを“台風の目”って言っているけど、俺もそう思う。俺たちだって、ノリちゃんから言われるまでもなく協力するのが当たり前になっていて、それが楽しみでもあるんだ。ノリちゃん、天性のスターなんだよ」

 自然と人が集まる──それはノリさんの人柄によるものが大きいという。相手の肩書や地位に関係なく、誰に対しても同じように接し、ノリさん自身にも嘘がない。人の悪口や不平不満を言っているのを一度も聞いたことがないという。

「ノリちゃん自身にスターっていう自覚はないみたいで、そこは昔もいまも変わらないんだよね」

関連記事

トピックス

お笑いコンビ「ガッポリ建設」の室田稔さん
《ガッポリ建設クズ芸人・小堀敏夫の相方、室田稔がケーブルテレビ局から独立》4月末から「ワハハ本舗」内で自身の会社を起業、前職では20年赤字だった会社を初の黒字に
NEWSポストセブン
”乱闘騒ぎ”に巻き込まれたアイドルグループ「≠ME(ノットイコールミー)」(取材者提供)
《現場に現れた“謎のパーカー集団”》『≠ME』イベントの“暴力沙汰”をファンが目撃「計画的で、手慣れた様子」「抽選箱を地面に叩きつけ…」トラブル一部始終
NEWSポストセブン
母・佳代さんのエッセイ本を絶賛した小室圭さん
小室圭さん “トランプショック”による多忙で「眞子さんとの日本帰国」はどうなる? 最愛の母・佳代さんと会うチャンスが…
NEWSポストセブン
春の雅楽演奏会を鑑賞された愛子さま(2025年4月27日、撮影/JMPA)
《雅楽演奏会をご鑑賞》愛子さま、春の訪れを感じさせる装い 母・雅子さまと同じ「光沢×ピンク」コーデ
NEWSポストセブン
自宅で
中山美穂はなぜ「月9」で大記録を打ち立てることができたのか 最高視聴率25%、オリコン30万枚以上を3回達成した「唯一の女優」
NEWSポストセブン
「オネエキャラ」ならぬ「ユニセックスキャラ」という新境地を切り開いたGENKING.(40)
《「やーよ!」のブレイクから10年》「性転換手術すると出演枠を全部失いますよ」 GENKING.(40)が“身体も戸籍も女性になった現在” と“葛藤した過去”「私、ユニセックスじゃないのに」
NEWSポストセブン
「ガッポリ建設」のトレードマークは工事用ヘルメットにランニング姿
《嘘、借金、遅刻、ギャンブル、事務所解雇》クズ芸人・小堀敏夫を28年間許し続ける相方・室田稔が明かした本心「あんな人でも役に立てた」
NEWSポストセブン
第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《真美子さんの献身》大谷翔平が「産休2日」で電撃復帰&“パパ初ホームラン”を決めた理由 「MLBの顔」として示した“自覚”
NEWSポストセブン
不倫報道のあった永野芽郁
《ラジオ生出演で今後は?》永野芽郁が不倫報道を「誤解」と説明も「ピュア」「透明感」とは真逆のスキャンダルに、臨床心理士が指摘する「ベッキーのケース」
NEWSポストセブン
渡邊渚さんの最新インタビュー
元フジテレビアナ・渡邊渚さん最新インタビュー 激動の日々を乗り越えて「少し落ち着いてきました」、連載エッセイも再開予定で「女性ファンが増えたことが嬉しい」
週刊ポスト
主張が食い違う折田楓社長と斎藤元彦知事(時事通信フォト)
【斎藤元彦知事の「公選法違反」疑惑】「merchu」折田楓社長がガサ入れ後もひっそり続けていた“仕事” 広島市の担当者「『仕事できるのかな』と気になっていましたが」
NEWSポストセブン
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)と浜田雅功(61)
ダウンタウン・浜田雅功「復活の舞台」で松本人志が「サプライズ登場」する可能性 「30年前の紅白歌合戦が思い出される」との声も
週刊ポスト